otonaの発達/届けたい想い。

先日のnoteにて、「本音や下心」のことを書いたけど。今日はその補足。

【建前的日常。】

本音や下心を隠すな、って言っても建前は必要だとも思っていて。建前を言うときは本音や下心が隠れているけれど、隠す理由としては、恥ずかしいとか悪く思われたくないと言う相手から見たじぶん自身の見え方を気にしている、という解釈でいる。(もちろん、これも西野さんの受け売り。影響大)


で。私は普段の生活で建前を言うことの方が多いと思っているけど・・・それは、相手との関係性とか立場とかをベースにした人間関係の中でなのだが・・・。建前で取り繕うことが多いという事は、私の日常がそういう人間関係で成立しているということでもある。でも、理想論を言えばそういう環境を打破したい、と思っている。


私はそもそも学校現場で働いていたけれど、仕事のフィールドを学校外に移しても2年経つ。自らの学びをシェアしたり、セッションで自己探求のサポートをしたり。乱暴に言えば、学校で働いていた頃提供していたモノを、お金をいただいて提供するようになった、という解釈でいいと思う。


【お金と時間をかける価値】

私の学びやシェアしている情報が全てではない。興味関心がない人がいてもいい。でも、興味関心はないのに、「子ども達のために」って言われるのは正直腹が立つ。建前やん。「こんなにいい情報を私に教えてくれたら、子ども達に還元される」と言わんばかりの態度で「だから、今ここでタダで教えてくださいよ」と。でも、はっきり言う。「あなたに教えても子ども達には還元されない」。本当の意味で子どもへのアプローチを学びたいなら、こちら側(大人)の自己対話、自己探求が必要で、自己対話や自己探求に建前は1ミリもいらない。いらないねーん。むしろ、その建前を軸に子どもにアプローチしようとするからややこしくなる。


私自身、まだまだ学びは足りないけれど、これまで私が学びにかけた時間やお金・・・結構あると思ってる。だから、それを回収したいねん、ということでなく・・・ああ、もちろん回収できたらいいなっていう下心はもちろんありますけども、それは肝ではない。私がお金と時間をかけたから、あんたもかけてくださいよ!ってことじゃないってこと。


「なぜ、私がそれに時間とお金をかけているか」

それが大事。そこが肝。なぜ?それは・・・

「興味関心があるから」
「自分にとって価値があるから」

だから、お金と時間をかける。私にとって必要だから。それを踏まえるとね、私が興味関心があることや価値を見出していることに関して、興味関心もなく価値も感じていない、すなわち「お金も時間もかけたくない」って人が、私の伝えたいことを大事に受け取ってくれるとは到底思えない。
だから、その人自身の糧にもならないだろうし、その先の誰かに還元することなんてない。

私を信頼してくれている人は、私の想いに寄り添ってくれる。私が興味関心があることに興味関心がある人は、私の声に耳を傾けてくれる。そういう人に届けたい。そういう方に寄り添いたいし、そう方の声を聴きたい。

そう。その方が早いし確実だしいい波が波及していくと思っている。これは、本当に面白い。タダより高いモノはない、ってほんまやな。(笑)私はこれからも自分自身が興味関心があること、ワクワクすること、価値を見出したことには惜しみなく時間とお金をかける。そう決めている。


【自分自身を旅する】

お金と時間をかけるとは言っても、座学的な知識や理解だけでは意味はない、と思っている。それは、辛口でいうと知識や理解ではなく「情報」のままだからだ。本当の意味での学び、知識や理解は自分自身の体感を伴わないと成立しない。自分自身の身体の状態や心の状態。・・・だいたいの人はきっと心の中で言うだろう「私は大丈夫」。

大丈夫じゃない・・・。大丈夫じゃないんです。

今日の辛口の流れで言うなら、「私は大丈夫」と思い込みたい自分がいることに気づいていない。
そして、身心の状態を大丈夫か大丈夫じゃないかで解釈しようとしている時点で知らないうちに
自分の弱さや醜さと対峙することを避けている、って私は解釈している。

体感として、身体状態も心の状態も誰一人同じ人はいない。だから、自分自身が感じられないと
誰もわからない。
そして、自分自身のことを感じられない、感じようとしないのに子ども(相手)のニーズ、つらさ、想いなんて感じられるはずはない。だから、いつまでもエンドレスで方法論を模索し続けている状態になる。……以前までの私はそうだった。

自分自身が相手のことを感じられる(波長を受け取れる、合わせられる)ような状態でないと、相手のニーズに気づくはずもない。世の中にはたくさんの素晴らしい理論や方法論があるけれど、それ以上に自分自身の状態に気づくこと、感じること、そしてそれを含めて相手と対話できないと
もうどこまでいっても迷走だなって思う。

だから。

まずは、自分自身を大事にする。自分自身を感じる。自分の本当の声を聴く。建前はいらない。弱さもみっともなさにも対峙して。自己対話や自己探求には終わりはないけれど、自分自身の内側にフォーカスして真の姿を感じた時そこがやっとスタートライン。私はスタートラインに立てているだろうか?いや、多分一歩は踏み出した・・・はず。笑。ここは甘々な解釈で閉じよう。でも、スタートしただけ。

細々と開催している私の勉強会や自己対話のためのセッション。忙しい中時間とお金をかけて受けてくれる方々。そんな方へ届けるから受け取ってくれる。そして受け取ってくれるからこそその先へ還元され循環していく。そんなプラスのエネルギーが波及するような集団が作れたらいいな。居心地の良い仲間で過ごす、日常。ああ。いいね。最高。そして、下心・・楽しく稼ぎたい。
みんなに必要とされる情報をシェアして、感謝される・・・あわよくば。

でも、やっぱり私にできることを楽しくやりたい。伝えたい人・・・受け取ってくれる人へ伝えたい私の想いが届く。必要な情報が循環する。そんな日常、めちゃくちゃいいな。

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