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感情的な指導は組織にとって損失
過去の経験から学ぶ
以前、人事労務のサポートメンバーとして働いていたとき、ある社員の賃金を上げるための申請書の書き方を指導しました。その後、その雇用契約について決裁が下り、給与支給が行われました。
しかし、賃金改定後の最初の給与支給が終わった数日後、所属長から「決裁者の承認を得る手順を踏んでいない」と強い口調で感情的に指導されました。
実際には、私は正しい手順を踏んでおり、所属長も決裁時に押印していたのですが、給与支給後に金額だけを見て誤った判断をしたのです。
最終的には私の処理が正しいことが認められましたが、この経験は私にとって大きな精神的負担となりました。
感情のリカバリータイム
強い感情から正常な気持ちに戻るには時間がかかります。この「リカバリータイム」は個人差がありますが、一般的には数分から数時間、場合によっては数日かかることもあります。
この間は通常のパフォーマンスを発揮できず、時間のロスが生じます。
例えば、職場で上司から厳しい叱責を受けた場合、その後の業務に集中するのは難しくなります。
感情の整理がつかないまま仕事を続けると、ミスが増えたり、生産性が低下したりすることが多いです。これは、落ち着くまでの時間が無駄になるだけでなく、その後の仕事の質にも悪影響を及ぼします。
企業における時間ロスの影響
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