すらら受賞

2020年2月28日(金曜日)より【すらら】小学校高学年版国語に新学習指導要領に対応するステージが加わりました。

4月より実施される新学習指導要領では、文章を読んで情報を取り出す従来型の読解に加え、「取り出した情報をどう評価し、活用するか」という部分が重視されることとなっています。
また、そういった情報処理は、説明文や物語文のなかで行うに留まらず、
実用的な文章(ポスター、パンフレット、記事、ウェブサイト等)の読解や、スピーチ、プレゼンテーション、ディスカッションなどの
多様な言語活動のなかで身につけることとされています。

これを踏まえ今回追加となる新ステージでは、実用的な文章や、ディスカッション、インタビューなどの言語活動を素材として、
・複数の素材文から必要な情報をぬき出し、関連付けや比較を行う
・目的や意図に応じて、必要な情報を判断する
・図やグラフなど、非言語の情報も活用して伝える
といったスキルが身につく内容といたしました。

昨年12月に最新のPISA(OECD学習到達度調査)の結果が公表され、
日本の読解力の順位が大きく落ちたことが話題となりましたが、
PISAでは「現代社会においてデジタルの世界で求められる読解力」として、
まさに「情報を活用する能力」が問われた調査となっていました。

こういった情報活用能力は、従来の読解力の基礎の上に身につけるべきものです。
【すらら】では従来からある高学年版国語の内容で、
十分に読解力を高めていただいたうえで、
より実践的に、情報活用能力まで身につけていただけることと存じます。


■ステージ構成について

新しい「ステージ10」は、前半と後半にわけて二段階でオープンいたします。本日からオープンする6ユニットについては、インタビューや話し合いといった言語活動と、実用的な文章(広告文やホームページ、雑誌記事)の読解や、複数の文章から情報をぬき出し、分類や比較を行うトレーニングを含む内容となっております。

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