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普通の子の中学受験、2月1~5日は日々調整を!

いよいよ、近づいてきました、2月の中学受験。お子さんより親御さんの方が緊張しているかもしれません。2月1~5日は、何が起こるがわかりません。特に、中学受験が初めてのご家庭にとっては、驚きの連続かと思います。すべてのお子さんが、うれしい〇をいただけますように、今日は近所の神社に皆様の合格祈願に行ってきました。あとは微力ながら、私がお伝えできることをnoteに記しておきたいと思います。

埼玉・千葉等の前受けが残念だった場合・・・予想に反して思いがけない残念な結果だったお子さんは、思っている以上に仕上がっていない、想像以上に本番に弱い、ことが考えられます。そのことを頭の片隅におきつつ、もし×が続いたら、すぐに持ち偏差値より下の学校も受験して〇を確保することが重要だと思います。ひとつでも〇を取れれば落ち着いて、実力通りの学校の〇もとれると思います。なお、前受けを落ちる経験は、受験のこわさを知ることにつながるので、ピリッとした気持ちで本番に挑める良い側面もあります。

2月1日、2日で第一志望に〇をとれた場合・・・けっこうここで早々にゴールしてしまう方もいるかもしれませんが、もし第一志望に2日までに受かったら、ぜひチャレンジを!! うちは3日目でやっと第一志望に受かったので、その上を目指すほどの余裕はありませんでした。本番に向いているのぼり調子のお子さんなら、可能性は無限です。

2月1日午前/午後ともに〇がとれなかった場合・・・1日に第一志望校が×で相当ショックを受けていたら、まずは安心させてあげてください。その上でお子さんの闘争心がまだまだあると感じたら、2日午前か午後は、予定通りの学校を、もうひとつは抑えになる学校を受け、ここで確実に〇をとっておくのがいいと思います。2日目までに〇がないと、お子さんのメンタルを保つのが難しくなってしまう可能性もあります。我が家は「受ける学校は、あなたに合ういいところばかりだから、どこに行っても楽しめるよ、だから安心してね」と、子どもに伝え続けていました。第一志望校の存在を大きくしすぎないことも大事です。

3日、4日まで×が続いてしまった場合・・・4日、5日あたりの入試は、とんでもない倍率になってくるため、偏差値だけでは学校を選びにくくなってきます。思いきって、持ち偏差値よりもかなり低い学校でも〇をもらうことをおすすめします。たとえ公立に行くとしても、全部×になることだけは避けてあげてほしいです。お子さんのメンタルの状態がよくない場合は、塾の先生などに励ましてもらうことも有効です。

試験中に待つ親御さんのやっていただきたいこと・・・本やPCを持ち込んで過ごすのもいいですが、中学受験は情報がすべてです。日々更新されている倍率のチェック、もしこの学校が×だった場合に受ける下位の学校探し、〇だった場合の上位の学校の検討など、けっこうやるべきことって多いと、私自身は感じました。私は、第一志望校にて他の学校の出願書類をつくっていたりもしました(汗)。子どもには悪いですが、最後まで最悪なケースを考え、その場合の対応を練り続けていました。あとは、この学校が×なら、別の学校に入学金をいつまでに払いこんでなど、入学手続きの手順についても考えていました。あらゆるケースを想定して動いていくことをおすすめします。

中学受験を左右するのは・・・お子さんのメンタルと闘争心です。たとえ1日目が×であっても、戦いは続きます。あきらめずに、何度でも気持ちを奮い立たせて突き進むしかありません。その時に必要なのが、親がドーンと構えていること(内心はオロオロしていても、できれば笑顔で)。試験を受けるお子さん自身が前向きに進めるよう、できる工夫は何でもしてあげてください。うちの子どもの場合は、小さなぬいぐるみ(!?)、塾の仲間のメッセージが書いてあったハチマキ、お菓子などを持参。途中から「〇を1つとれたら、好きなものを1つずつ買っていこう!(ガチャ感覚)」と、親子で楽しめる工夫をしていました。

最後に、中学受験は「なめたらあかん~」・・・どこかのCMソングではありませんが、中学受験はなめたらあかん~です。なめるなんて・・・と思うかもしれませんが、お子さん、親御さんご自身がどこまで本気モードで挑んでいるかが勝負を分けます。1点に何十人がひしめき合い、あと1点で涙をのむ世界。3人に1人しか第一志望には合格できないといわれる世界。日々、お子さんのメンタルと仕上がりを見ながら調整して、ぜひ勝利を手にしてください。あとは、気持ちを前向きに美しく。一点の曇りもない良い心は、良い結果も連れてきます。(2月5日位までは、悪口、グチ、妬み、嫉み、すべて禁止でいきましょう~)

大丈夫。親子で花を咲かせましょう。










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