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普通の子の中学受験、本当は第二志望が大事!?

こんばんはー。コロナ渦のなか、まさかの出張続きで微力ながら経済を回しております。出張はいいんですが、子供の学校の朝が早いのが、なんとも辛い今日この頃です。私立に通うお母さん方の共通の悩みが、朝のお弁当つくりです。うちはそれでも、週3回は学食、週2回お弁当なので、助かっておりますが。でも、だからって、朝起きないわけにはいかず、日々寝不足状態です。

グチはさておき、いよいよ10月の足音が聞こえてきました。すでにお子さんの第一志望は決まっていらっしゃるかと思いますが、大事なのは第二志望だと、特に残念な結果だった方からよく聞きます。「Y65に受かるはずだったから、第二志望以下はY50~55ほど。結果、Y55に入学」って、なぜY57、8準備してなかった!?って話です。「男子校志望だったから、男子校だけみてたけど、軒並み落ちたから、急遽共学」って、、、男子校のリサーチ、本当にしたんかい!!と、他人事ながらブツブツ言いたくなることがあります。

私の経験した、我が家の中学受験の方針としては「勝ちにこだわる、いや、絶対勝つ!」でしたが、反面、第一志望に受かるのは3人の1人というデータもあるといいます。だったら、可能性として高いのは、第一志望残念という結果です。実質、第二志望が第一志望のような存在というケースも多いでしょう。

だから、第二志望が大事なんです。要なんです。「だって、第一志望しかみえてなかったら」「こんなに次々と落ちると思わなかったから」。はい、はい、はい。でも、そこに6年通うのは、あなたのかわいいお子さんです。だったら、もっと考えんかい!!と、ちょっと今日はW塾風!?のスポ根でいきましょうか(笑)。

うちの場合は、ありがたいことに、以前もお話しましたが、W塾の個別の先生が、シミュレーションをしてくれたんです。次々と落ちるというパターンを。

塾の先生 「1日目、第一志望に落ちました。どうしますか?」

私 「2日目はY50の学校を受けます」

塾の先生 「はい、そこも落ちました。3日目どうしますか?」

私 「第一志望でない、Y40台の学校を受けます(涙目)」

塾の先生 「はい、そこも落ちました。4日目どうしますか?」

私 「(行ったこともない)ここの学校を受けます」

塾の先生 「はい、そこも落ちました。5日目どうしますか?」

私「・・・・・・・・・(唖然)」

この地獄のシミュレーションのおかげで、第一志望ダメだった時どうするか、落ちた時にどんな手を打つか、を考えるきっかけになりました。なので、私が作った子供の受験スケジュールには、2日目、3日目には、平均5つぐらいの学校が名をつられ、各受験時間、入学金の締め切り日などを書いて一覧にしていました。同時期に使っていたメモ帳には、ここがダメなら、ここにすぐにネット出願してなど、走り書きのメモがいっぱいあり、今みても当時のことが思い出されて、まだ捨てられずにいます。

中学受験が親子の受験だと思う、一番の理由。それは、受験スケジュールは、親の大事な仕事だからです。子供とは最高の結果(第一志望に絶対に受かる!)について話し、1人孤独に最悪の結果(どんどん落ちる)を考え、準備する。第一志望がダメな場合、子供がもう一回笑顔になれる第二志望で何とか食い止める、これが親に課せられた使命です。

うちの場合は、2月1日=(午前)第一志望March1回目×、(午後)第四志望付属(通う気持ちあり)〇、2月2日=(午前)第二志望付属〇、(午後)第三志望(チャレンジ校)付属〇、2月3日第一志望March2回目〇。無事に第一志望2回で合格しましたが、1回目に第一志望落ちるという経験もしたので、落ちた時の準備もしておくことが大事だと今でも思います。その時の気持ちは、子供の泣いている姿をみて「うちの子、泣かしやがって~」という怒りのような感じで、これが普通の方とは違う感覚なのかも・・・(過保護なもので・・・汗)。

第二志望は、第一志望とやや近い偏差値帯から選びました。これは、子供の成績がのぼり調子だったため。後半のびてくるといわれる男子そのものの成長曲線を描いていたので、強気でいけました。けれど、10月くらいから成績が伸び悩んでいるなら、注意が必要です。周囲がのびてくる分、落ちてくる子もいるからです。息切れ状態になっているようなら、第二志望以下は安全策をとって、第一志望の偏差値より、5低い学校、10低い学校も受けておくことが大事。もし受験期になって、これらにどんどん受かっていくようなら、最後に第一志望2回目または同等の学校を受けてもいいかも!

中学受験は水ものといわれている通り、子供のメンタルに左右されることが大きいものです。だから、2月1日~の子供の調子によって、受ける学校を上げたり、下げたりする、調整することも大事。うちも、2日目の午後は、本当は塾からはもっと下の学校を受けるように言われましたが、子供が「そこには通わない」とのひと言で、通いたい学校の方(チャレンジ)を受けました。

今の中学受験は2月1日から3日までが勝負という短期決戦なので、通う気のない学校に〇をもらうのは時間の無駄です。〇は偏差値関係なく、通う気のある学校だけで構成すること。とりあえず〇もらうのは、1月の間にすませておくのがいいと思います。

久しぶりに中学受験のことを書いたら、熱くなり、長文失礼しました。少し仕事も落ち着いてきたので、またちょくちょく書いていきます。よろしくお願いします!

最後に、この時期くらいから、どんなに強気なお子さんも気持ち的に迫ってくるものがあります。どうか、お子さんによく声がけをしてあげてください、たくさん笑わせてあげてください、なるべくそばにいてあげてください。本音が言えないだけで、追いこまれている子もたくさんいます。支えられるのは家族しかいません。


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