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普通の子の中学受験、算数の偏差値対策&受験の本当の価値

まずは、本日はひとつ訂正させてください。

これまで、March付属の算数を制するには、Y塾の4科まとめを何周もしてください、とお伝えしておりましたが、完全に間違っておりました。さきほど、うちの子どもに「4科まとめでなく、バックアップだよ」と訂正され、大きな自分の間違いに気づきました。たいへん申し訳ございません!!

March付属の算数の成績を上げるには、バックアップテキストを何周もやってください!!(大至急!)

ただし、うちの子どもによると、一気にやるよりは、ちゃんと理解して進んでいくこと。そして自分のものにしながら、3周もすれば、Y偏差値は55以上になる、とのことです。うちの子も算数の最低偏差値Y40ちょい→Y55~60近くにはなっていました。

中学受験は算数できまる、といわれるほど算数は大事な教科。実際、受験でも国語、理科、社会よりも算数で出来る子とそうでない子の差が開き、合否に影響します。

うちの子は、何度もお伝えしていますが、6年生の春からW塾の個別もプラスし、バックアップテキストを何周もやってもらいました。この提案をしてくれたのは、W塾の室長。「これを2、3周すれば、March付属には合格できる学力はつきます(算数)」とのことで、その通り、子どもはMarch付属に合格しました。Y偏差値だけみると、算数がそれほど得意な方ではなかったのですが、入学後は受験算数は基本と一部の応用しかやらなかったからか、数学脳にスムーズに移行でき、通っているMarch付属中では、数学に限っては上位に位置しています。受験のときの立ち位置(中位)とは、かなり違います。

さて、訂正はこのへんで、お許しいただきまして。受験が近づくにつれて気になるのが、偏差値が思うように上がらないことだと思います。このあたりからは、やっとお尻に火がついて、どんどん追い上げてくる一団がいるので、ちょっと努力したぐらいでは、偏差値はそのままか、下がってしまうことがあります。

この状況をぜひきちんと、お子さんに伝えてあげてください。「頑張っているのに偏差値が伸びない」と落ち込む子もいると思います。「下がってきてどうしよう」と不安になっている子もいるでしょう。だから、今自分たちが置かれている状態でついて、ちゃんと伝える。「みんなが今、追い上げ体制に入ってきたから、これまでのやり方だと負けてしまうこともある」と。悪いのはあなたはではない。受験が近づき、それだけ周りが厳しい状況へ突入したのだということを。それを子ども自身が理解し、「落ち込む必要はない」「だったら今後はどう動く?」と、考えを方向転換させることが大事だと思います。

私自身も、うちの子どもに「いいか(なぜかおやじ口調)、ここから、みんな一斉に走り出す。だから多少成績が下がっても気にせず進もう。みんなより前にいきたかったら、もっと練習する、もっと早く走るしかないんだよ」というようなこと(こんなに整理されてませんでしたが・・・汗)を伝えていました。

うちの子ども自身も、「だから、みんなの目つきが変わってきたのか、思うように成績が伸びないのか、まだまだ勉強が足りないのか」と、思えるようになったと思います(希望的観測・・・)。

また、ほとんどの学校が男子と女子の合格人数の枠が違うので、男女合わせた偏差値は気にしなくてもいいと思います。男女関係のない競争になるのは、大学受験までとっておきましょう。

子どもが中学受験に奮闘している間は、親子でただ合格することのみを追いかけていましたが、中学受験の勉強とは「入学後にも通用する学力を身につける勉強でもあったのだ」「入学後もがんばり続けられる学習習慣を身につける機会でもあったのだ」と、今ならハッキリとわかります。

うちの子も、まさに今、「今日は11時まで勉強したい」と机に向かっています。中間テスト勉強は中学受験ほどたいへんではないでしょうが、それでも1年前の「自分のベストを尽くす」日々は、子どもにとって人生を築くための財産になったのだと思います。

ガンバレ、小6受験生たち。ガンバレ、合格後の中学生たち。




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