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普通の子の中学受験、合格後の気遣い(汗&駄)

2月受験、本当にお疲れさまです。まだ決着がついていない方は、どうか今日のnoteはスルーしてください。本日は、合格後に訪れる周囲への気遣いについて、お話したいと思います。

念願の合格を勝ち取った皆様、おめでとうございます!!特に、第一志望合格の皆様は、天にも昇る気持ちではないでしょうか。「これは夢じゃないのか、あの学校に子どもが本当に通うことになったのか、神様、ありがとうございます!!」なんて気持ちですよね。うちも、かつてそういう感謝の気持ちでいっぱいでした。けれど、その後、周囲に対してちょっと気をもんだこともあったので、合格後の注意事項としてまとめておきますね。

合格後の連絡は、どうする? 誰にする?

おそらく皆さん、合格した後は「やった!!」と大喜びなので、すぐに誰かに連絡したくなると思います。我が家の場合、合格をお伝えした順番は次の通りです。

1.親(子の祖父母)や兄弟に連絡

ここで、一番何の心配もなく喜びをわかちあえるのは、親御さんの親や兄弟です。うちも、親戚一同の前では何の気兼ねもなく本当に喜び全開で、電話ごしに「おめでとう、良かった、良かった」と何度も言ってもらえました。ただし、兄弟に同じ年頃の子どもがいると「うちも頑張らなきゃ」など、ちょっと微妙な空気になることもあります(汗)

2.塾の先生方に連絡

次に喜んでくれたのが、塾の先生方です。子どもが第一志望の合格は先生に自分で話したいと、電話越しに先生に代わり「先生、合格しました」と告げると、受話器から「うぉー!!やった!!!」という先生方が大喜びする声が聞こえてきました。さすが、W塾。喜び方も熱いです(笑)。W塾の個別の先生も、お電話でご報告した後、後日塾に伺ったら、ニッコニコの笑顔で子どもを迎えてくださいました。

3.受験生を抱えていないママ友に連絡

受験生を抱えていない(中学受験をしなかった)ママ友達には、受験前より「結果がわかったらすぐ連絡するから、こっちから連絡するまでは待っててね」と伝えていたので、合格後すぐに連絡。何度も書いている通り、うちは中学受験をオープンにしていたので塾に通っている時から周囲が応援してくれていました。皆に合格を伝えると「受験勉強2年間(本人は必死すぎて忘れていたこと)で合格できるなんてすごい!」と言ってくれて、本当に嬉しかったです。受験期ではないご家庭の友達には、あっけらかんと合格について話すことができ、大感謝でした。

合格後、こちらから連絡しなかった(できなかった)人は?

合格したのは嬉しかったのですが、すぐには「合格したよー!」と連絡できない人達もいました。それは、うちが第一志望に合格したからだと思います。あとでわかることですが、中学受験で第一志望に合格する人って、やはり少ないです。第二志望ならまだ良くて、第三志望、まさかの学校に通うことになるお子さんもいます。そんな事情を察し、自分からは連絡はできませんでした。

1.中学受験生をもつママ友には連絡せず

同じように中学受験をしたママ友たちには、私からは連絡せず、連絡をもらうまで待つことにしました。もしかしたら、今も戦っている真っ最中かもしれないと思いましたので。結局、2月5日、6日あたりに、中学受験を終えたママ友たちからポツポツと連絡をもらいました。ほとんどが第二志望以下になった連絡で、そのたびに胸が痛みました。うちが第一志望に〇だったことを伝えると、「第一志望に行けるなんて奇跡。おめでとう」と言ってもらえ、嬉しいのと同時に、頭が下がる想いでした。「たいへんな想いをしたばかりなのに、ごめんね」と。

2.中学以外の受験生をもつママ友にも連絡せず

中学受験でなくても、高校受験や大学受験の受験生をもつママ友にも、こちらからの連絡は控えました。中学受験と時期が微妙に違い、受験前のたいへんな時期だと思いましたので。それぞれの受験が終わると連絡をもらったので、その際にうちの子どもの合格を伝えました。うちの場合は、大学付属中ということもあって、同じ大学付属高が残念だったご家庭もあり、やはり伝えるのが心苦しかったのを覚えています。

以上ですが、いかがでしょうか。合格すると、みんなに大きな声で「受かったよ~」と伝えたくなるものですが、意外に喜びをさらけ出して話せる人が少ないというのも、事実です。第二志望合格というのは、厳しい中学受験においてほぼ第一志望合格と同じだと私は捉えていますが、それでも残念な雰囲気を醸し出しているご家庭も多く、その人達の前で無邪気に大喜びすることはできませんでした。ただ、少ないながらも第一志望合格した友達もいましたので、そういう人の前では素直に喜びを伝えられました。

いろいろと振り返ると、やはり自分の親に一番、素直に喜びを表現できたかなと思います。合格しても、なかなか気遣いが必要なのだということをお伝えしておきたいと思います。まぁ、私が気にしすぎなだけかもしれないですが(汗)。

ちなみに子どもは、合格した直後に封印していたゲームの電源を入れ、友達に「受験終わったよ、ただいま」とライン(笑)。中学受験の結果は友達に話さないように公立の学校からお達しがあったのですが、受験の結果を聞いてきた仲のいい一人の子だけに「秘密だよ」と合格を伝えていました。同じように中学受験をしている子ども達への配慮だと思いますが、それでも今後自分の母校となる学校のことを話せないというのは、少し可哀想な気持ちも。まぁ、しばらくすると、皆どこに入学するのか徐々にわかることになりましたが(汗)。

あっけらかんとオープンに2年間(小学5年~)の中学受験続けてきた我が家でしたが、合格後は思いがけない状況に気をもみました。こういう内容について書くのはどうかと思いましたが、こういった場でないと話せないことかと思いましたので、共有させていただきました。今、微妙な空気の中にいるご家庭の方々に「あなただけじゃないので大丈夫ですよ」とお伝えしたいです(笑)

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