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超シンプルチャート分析 シン壁理論の定義

シン壁理論は、「総合的な学びの時間 経済分野」担当者によるチャート分析の独自理論です。内容としては、価格帯別出来高(出来高プロファイル)を用いて、出来高の壁を意識する事で、値動きを予想する理論です。

①壁の形成
値が行き来することによって一定の価格帯に壁が形成されます。代表例は以下です。
⑴三角持ち合い等、持ち合いによる形成
⑵ダブルトップ、ダブルボトム、三尊、逆三尊など複数ヒゲによる形成
⑶レンジ値動きによる形成

②壁の役割
壁にはサポートとレジスタンスの両方の役割があります。どちらの働きになるかを場面に応じて見極める必要があります。また、壁の薄い価格帯は値が軽いので動きも速いです。ただ、壁の薄い価格帯にも何らかのきっかけで新たな壁が形成されます。

③壁の強さと場面把握
当然ながら、出来高の多い価格帯ほど壁の持つ役割は強くなります。必ず月足などで最初に長期間を確認します。その指数や銘柄における中心部となる価格帯を確認します。徐々に週足、日足と期間を短くして壁の変化を確認します。現状の価格帯が壁理論においてどこに位置しているのかが見えてきます。

④壁のサポート、レジスタンスが突破されるとき
上下にそれぞれ壁が存在する場合、壁が薄い方が突破されます。壁の薄い価格帯を行き来し「壁が育つ」ことで逆転することもあります。

今後動画にて指数や先物などのチャート分析を、シン壁理論を用いておこなっていきます。いくつかご覧いただくことで、簡単に身につけられると思いますので頑張って習得してみて下さい。

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