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品川無料塾、第5回目の教室です。✎by M

 今回ブログの更新を担っているMです。昨日第回目の教室を開室致しました。一桁台の創立時から、一回一回と回を重ねていくことに充実感と責任感を覚えています。有意義な時間、有意義な教室にしていきたいですね!


 さて今回の教室ですが、ちょうど学校が定期試験前ということもあり、アクティビティの時間も少なく、皆学習に集中していました。定期試験も大事ですが、来春から高3生になる生徒にとっては、「受験」というもっと大きなイベントが控えています。
 昨日の教室では、受験や進路のことについて生徒と話しました。そこで今回、受験について教室で話したこと、感じたことを共有させて頂こうと思います。

定期試験に向けて集中して学習していました☆



受験などの「目標」設定・「目的」の発見

 今回の教室で、受験や学習全般に関わることについて、改めて重要だと感じることがありました。それは「目標」設定、「目的」の発見です。受験において目標設定というと、具体的な大学名や学部などを考えると思います。しかしそれ以前、もしかするとそれ以上に大事なのは、「何が好きか」、「何をしたいか」と考えてみることです。これは目標というより「何をしたいか」という「目的」を考えることになりますね。目標の標が「しるべ」と読むように、成績や大学への合格も、「道しるべ」として人生の目印の一つにはなります。しかし、それ自体が人生の「目的」にはなりませんよね。成績や大学などの目標設定の前に、「何をしたいか」という「目的」を考えることで、返って目標設定や計画も立てやすくなり、また意味のあるものになります。目的を持って「~を学びたい」、「○○大学で勉強したい」と考えるのはとても素敵なことではないでしょうか?


「目的」を発見するためには

 「目的」を持ってポジティブに、積極的に考えるためには、自分で自分を信じるられる、安心できる環境が必要です。私自身のことで恐縮なのですが、この前まで学生だった自分を含めて、最近の子ども(学生)は自己肯定感が低い傾向にあります。そのような状況下で成績や偏差値、大学という目の前の「成果」や「doing(すること)」にだけフォーカスすると、息が詰まってしまいます。まず、「自分が自分自身で良い」、「存在しているだけで良い」と、「being(存在)」を認められる環境があれば良いと思いませんか?
 そうした環境にいると、自然に「~したい」「~をやってみたい」と、自分の中から思えるようになっていきます。


私たちにできること

 とはいっても、卒業までに進路を考えて決める必要がありますよね。では、私たちにはどんなサポートができるでのしょうか。先述したように、成績や偏差値、大学などがそのまま人生の「目的」になることはないですが、「目標」の一つとして設定することにはとても意味があります。目標を定めることで、そこに向かって計画を立て、学習の習慣をつくることができますね。この力は学習以外のことにも役立ちます。また、自分で立てた計画を守ることで、達成感を得て、自己肯定感を上げられます。
 

高校生と大学について話すスタッフOさん


 目標設定や計画の立て方にもコツがあるのですが、自分一人で立てるのは難しい面があります。例えば皆さんも学習や運動、ダイエットなど、無茶な計画や目標を立てて続かなかったことはありませんか?(私は三日どころか一日坊主で終わったものが無数にあります…😢)

 そうならないために、私たちにできることがあります。実は「しるべ」という言葉の漢字には、「標」以外に「導」も使われます。私たちは年長者、経験者として、生徒たちを「導き」、サポートしていくことができるのです。具体的には、生徒が自主的に「目的」を発見できるような安心感のある環境をつくり、その「目的」に沿った一人一人の「目標」を設定し、「目標」に近づくための普段の計画を一緒に立てていきます。無理なく、しかし着実に前進していくようなサポートをしたいですね。そのために、ミーティングを重ね、私たち自身も「目的」を持ち、「目標」を定めて活動して参ります!皆さんと共に、一歩ずつ進んでいきましょう!今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。

いつでも相談にいらしてください(^^)


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