カニエ・ウェストが好き過ぎて
まだこんな自分のnoteの投稿にいいねを押してくれる人がいることにありがたみを感じて、今日も自分が好きなことをちょっと書きたいと思います。
土日に新しいことちょっと読みたいと思ったら読んで欲しいです。
ヒップホップ、カニエを知らない人でも少しでも彼のことやサンプリングというヒップホップの素晴らしい部分を分かってくれれば嬉しいです。
カニエウェスト
皆さん、カニエウェストはご存知でしょうか?
最近だと大統領選に立候補したり、なんかヤバい人みたいなレッテルを貼られている彼です。
結構前だとテイラースウィフトのアワードの受賞を邪魔した人などとやばい人みたいなレッテルを貼られている人です。
ちょっと前には日本のニュースでも話題になり、ウェストさんと呼ばれていてそれなら西さんと呼んでも良さそうと思った僕です。
そんな彼ですが、僕は大好きです。
特に彼の人生に対する姿勢と音楽スタイルです。
そしてYouTubeでは1000万人以上の登録者がいたりする影響力で結局バッシングされても蘇ってくる力自体にも強さを感じています。
曲紹介
一番知られないといけなくて、知られていない部分がカニエの音楽です。もちろん僕が好きな曲からの紹介になってしまいますが、
彼のスタイルは基本、ソウル✖️ヒップホップで、ソウルの中にはもちろんシカゴのソウルミュージックのバイブスや彼の根底にあるキリスト教、また黒人であるルーツ。
そこにカニエが訴えたいことのラップが入ることでよりパワフルな音楽になっていきます。
Jesus is King という教会の合唱団とコラボしたアルバムではこう言った綺麗な曲に加え、
Follow Godのように宗教的に音楽の一部を切り取ってリピートされているだけでカッコよくなるビートの上に、自分が神に拝んでいる時は楽でも自分が拝められるような立場になったセレブリティとしての自分のメンタルがおかしくなる世の中をラップしている曲もあります。
14年前の曲ですが
All of Lightsでは皆(メディア)が見てくれないところにもっと光を当ててくれというメッセージの曲をRihannaと出しています。
自分に対するヘイトに対する曲となっていて、
現代の世の中の権力とは何かを日本人ではつくれないパワフルな曲調の上で歌っています。
サンプリング
例えばこのPowerは、文字通り何曲もの過去の曲から成り立っています。
ドラムや後ろの声なども過去の曲から引っ張ることでその音楽のメッセージや音楽性を継承することができるのがこのサンプリングという手法です。
自分で演奏しないのに、人の曲取って作るって何?と思うかもしれないですが、構成力、編集力という言葉でまとめられると思います。
例えば余ったカレーを使ってめちゃくちゃ上手いカレーうどんとかカレーパンを作る感じです。
それか余った野菜集めて煮込んでカレーを作るとかそうゆう感じで考えてもらえると思います。
現代はAIなどで売れる曲とか一定のタイプの曲は一瞬で作れるようになっています。
それに反してサンプリングは人間の好みや影響、編集力という部分が存分に使われるからこそ、これからの音楽の希望になる分野だと思っています。
ヒップホップの話題になった時にサンプリングという言葉を知っているだけでちょっと知ってると思われると思います。
この動画ではどのようにメインのビートができ入れるかをめちゃくちゃ短く纏めてくれています。
先ほどのFollow Godももちろんサンプリングから成り立っています。
中でも一番有名でサンプリングの世界を変えた曲は、Through The Wireという曲など、アルバムのほぼ全てがサンプリングから成り立っているといっても過言ではないです。
これはGraduationというアルバムのメインのサンプリングを紹介している動画ですが、これだけでもどれだけ多くの曲から現代に音楽が繋がれているかがわかると思います。
カニエ以外で結構サンプリングがわかりやすいのがこの曲だと思います。一部を切って切り返し、その上に現代のドラムのリズムを乗っけています。
まとめ
カニエはこのサンプリングに関して天才です。
現代のヒップホップはサンプリングがもちろん多用されていますがそれに影響を与えたのがカニエウェストです。
ただもちろんこんなこと知られてはいなく、彼のちょっとおかしな言動が切り取られ(サンプリングされ笑)、メディアで叩かれるようになってしまいました。
黒人がトランプを支持していると言っただけでバッシングされる世の中っておかしいと思いませんか?
オバマを支持しないといけないっておかしくないですか?というような投げかけ。
また彼は音楽業界ではレベルの違う功績を果たしているため、ハリウッドのすごい家に住んでいるわけですが、そのハリウッド周辺に住んでるセレブリティの子供だけが行く学校で行われている一方的で一貫して保守的な教育にも提唱をしていたり、僕達が見ることのできない世界に大しても一言言える人です。
是非長生きしてもっと音楽を作っていて欲しいと願うばかりです。
ではまた。
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