阪神タイガースおめでとう!その背景から見えるもの。

小さい頃から何故かファンだった阪神タイガース。
応援したら負けるでと大阪のおばぁちゃんも諦めていた阪神タイガース。
熱い熱い応援団、どこの球場にいっても声援がある阪神タイガース。
監督が「まだお風呂かなー?一緒に入ろう、今度ね!」とかいうメールでスキャンダル報道された阪神タイガース。
選手が12球団一真面目な阪神タイガースが、

遂に!遂に!

18年優勝できなかった阪神タイガースが遂に、遂に!

優勝しました!


全国の阪神ファンの皆さん、
おめでとう!

阪神タイガース応援団の皆さん、これまでありがとうございました!おめでとう!

そして選手、監督!
おめでとう!!ありがとう!!

ぼくがどのくらい阪神タイガースが好きかというと、小学校の夏休みは六甲おろしのおろしの意味も分かってはいないのに毎日CDで何回も聞き、

関東圏で阪神戦のテレビ放送もなく、Daznとかのサービスもなかったので、タイガース公式ウェブサイトで質素に随時更新されるスコアボードと文字で共有される[一軍試合速報]を見るためにパソコンにかぶりつき、(今思うと素晴らしいサービスだと思った。パソコン先で毎日更新してくれていた担当者さんに本当に感謝したい)
もちろん現在でも健在である。

負けると 「終わった」と言うだけ、
でもウェブサイト上の電光掲示板上でスコアが逆点したのを見たりすると甲子園の盛り上がりを想像しては岡田監督の野球すげぇと、これで久保田が投げれば勝つよとか、

オーストラリアで留学中の時は非合法ウェブサイトでなんとか試合を見続け、

日本に帰ってきてからも配信ウェブでずっと見ていた。

2008, 2010, 2022など優勝できそうで出来ないシーズンを過ぎながら、
阪神ファンはそれでもこんなに応援してるんだなと、歳を増すごとに阪神ファンのファンになっていく自分がいることに気づき、
低迷した時期も選手が一番辛いのは分かるけど、
ファンも辛いんやでぇと、

とか言ってるとコロナで声なし観戦。静援。

そしてコロナが明け、声援。

浜スタ、神宮、東京ドーム、北海道のスタジアムまでレフト、三塁側が一杯になる阪神ファンは一番だと思った。

そしてやはり強さは岡田監督の采配。

選手の固定が全てだと思った


岡田監督が優勝インタビューで言っていたことが本当に彼が重要ししていること。

選手の成長である。

守備、打順、どちらにおいてもほぼ固定。

それによって打席、走塁では判断がより優れ、
守備も毎日の練習がポジションで集中できるからこそ安定。

自分たちのエラーで負けることが減り、
相手よりも少ないチャンスで得点できる回数が増える。同じペースの試合運びでも相手に勝てる。

一二番は塁に出ることに専念、
クリーンナップは基本は気持ちよく打たせ、
7-9は上位に繋げる仕事。
投手は先発と中継ぎの区別はしっかりし、
中継ぎは右左、最重要イニングだけ采配を変え、それ以外は起用を分ける。

余裕がある時に若手をどんどん使い、
相手ピッチャーに合わせて代打のバッターを決める。
先発投手は出来るだけ引っ張り投球イニングを伸ばしてもらう。
特に若手投手は試合の後半まで行けるとこまでどんどん投げてもらう。

全く特別なことはせず選手がやることをわかりやすくし、出来ないなら代えますという方針。

この専業化、フォーカスが本当に大切だと思う。

そして各選手がそのポジションで求められることでプロの中のプロになってもらえれば良い。

仕事でも使えるような刺激と思考を与えてもらえたような気がします。

そうは言ってもこれまで選手のスカウト、トレーニング、そして成長してきた生え抜きの選手に感謝しかないです!!


次は日本一!!

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