ネオ・デジタルネイティブがなんなのか学んだ日 高校野球
デジタルネイティブという言葉をご存知でしょうか。
デジタルネイティブ
学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた
世代 主に80年代以降に生まれた人たちを言うが、
96年前後に生まれた世代は、特別な知識がなくても携帯などから動画コンテンツやクラウド環境でみんなの知性を活用できる世代ということで、
ネオ・デジタルネイティブというらしい
ネオ・デジタルネイティブはまさしく僕の世代にあたり、高校時代に、Twitterや、Instagramが流行りだし、Youtubeなどにも情報発信が集まっていた時でした。今はプログラミング言語が普及し、物凄い安い金額で基本を学ぶことができたり、SNSで英語が話せなくとも翻訳機能で海外の人とつながっている人たちもたくさんいる。
世界はものすごく狭くなっている。
留学していたときの彼女がインドネシア人だったが、僕が乃木坂46のファンになったのは彼女がえげつないファンだったからで、
部屋には、まいやん(白石麻衣)の写真が飾られ、ライブがあればオーストラリからLiveで配信をチェック。同時にTwitterではいろいろな人がLiveなどで起きたことをリアルタイムで話し合う。
その情報の回転スピードはえげつない。
それがどのInterest(興味分野)でも起きている。
どのアイドル、どのチーム、どの場所、どのアーティスト、どの作品など。
世界中からだ。予約などや、決済なども一瞬だ。
イメージとしては朝のラッシュ時の東京駅。
でももっと長ーいホームをイメージしてそのながーいホームでは、世界中誰でも電車に乗って良い感じ。そして誰でも電車をそのホームに送り、発車したりできるイメージ。
この世界は狭まっているんですが、
ここではその良い事例よりも悪い事例を紹介します。
部活の試合の遠征に行くバスの中で、僕たちはもちろん携帯をいじる。
夕陽のガンマンは本を読むが。(夕陽のガンマンが気になる方)
そこで特に帰りは試合に備える必要がないので、活動がアクティブになる。
ここからは、いかにネオ・デジタルネイティブがネット上で活動するかを時系列で行きます。
後輩の一人が、「Twitter始めましたー!フォロー宜しくお願いします!」とつぶやく(ツイートする)。
後輩の仲間が親切にそのツイートをリツイートする。
(リツイート:自分のフォロワーに他の人のつぶやきを見せれること)
そうすることで、始めた後輩の他の同期がそのアカウントを見つけることができる。
僕たちの代の一人がTwitterで
”後輩の一人がTwitterを始めた”ということつぶやいた情報を見た。
そのつぶやきを僕らの一人がスクリーンショットし、
僕たちの代のLINEのグループに貼る。
僕たち(先輩)のグループで、よし、凍結させるかー。となる。
アカウントを凍結するというのは、
Twitterのシステムが ”このアカウントは問題がある”
と特定した際にそのアカウントが使えなくなることです。
その当時の凍結方法は、フォロワー数の3分の1の数のユーザーが
”このアカウントは悪質な情報を出してます”
というレポートをTwitterのシステムにした際になるもの。
もちろんその後輩は悪質な情報なんてつぶやいていないし、
最初の「Twitter始めましたー!フォロー宜しくお願いします!」
しか、まだつぶやいてません。
始めて数分しか経っていないので、彼のフォロワーは10人前後です。
要するに今の段階で3人か4人が彼のアカウントをレポートすれば、アカウントが凍るのです。(通常こんなことにはなりません笑)
その間、わずか10分あまり、数人がレポートしました。
彼のアカウントは一瞬で凍りました。
まだ始めたばかりなのに、なぜ凍結して使えなくなったのか分からない状況で彼も彼の仲間も凍ってました。僕たちの本当に凍ったとびっくりしながら、まだ「Twitter始めましたー!フォロー宜しくお願いします!」しかつぶやいてないのに凍結したアカウントをこの世に生み出してしまった罪悪感に堪えきれず笑っていました。
これがネオ・デジタルネイティブであります。
ちなみに彼はその後にもう一つアカウントを作成し、
もちろんそれは凍結しませんでした。世界が狭すぎました。
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