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ITパスポートの勉強 No.4

こんばんは!IT企業で働くサラリーマンの備忘録です!

前回は、経営資源における「ヒト」の重要性について説明しました。
まだ、ご覧になっていない方はこちらもご覧ください。

はじめに

では、今回は「ヒト」という側面から、経営組織ってどういう形してるの?
という疑問を解決していこうと思います!

ITパスポートの試験では、経営組織の組織形態について問われるので、一緒に勉強していきましょう!

組織形態って何か?について

組織形態は以下の5つに分類されます。

ここから一つずつ説明していきます。

①職能別組織

職能別組織は、業務を仕事の種類で分けて、各機能を単位として構成する組織のことを言います。以下の図のような組織形態が特徴です。
また、職能別組織は特徴から機能別組織と表現されることもあります。

職能別組織のメリットは、社員の専門性を活かせるという点です。

②事業部制組織

事業部制組織は、複数の事業を持つ企業では、職能別組織の上に「事業部」という階層を増やし、事業部を単位として構成する組織を言います。

ITパスポートの試験では、事業部制組織と他の組織形態を区別する問題が出題されます。
以下に、事業部制組織と他の組織形態を見分けるポイントを示します。

企業が大きくなってくると、複数の事業を持ち、経営者1人ではすべての意思決定をするのは難しくなってきます。
そのため、各事業部に意思決定権をもたせ、利益責任を負わせます。

利益責任とは、各事業部に意思決定権を持たせたがゆえに好き勝手にやって、赤字ばかりを出されては企業が成り立たないため、「きちんと利益を出してくださいね」という責任を負うということです。

ITパスポートでの事業の意味

ここで、ITパスポートにおいて、「事業」という言葉は「複数の業務」のことを言います。
また、「業務」「手作業」「システム」に分解されます。
そして、「システム」「ハードウェア」「ソフトウェア」に分解されます。
言葉だけだと分かりにくいと思うので、図にすると、以下のようになります。

ハードウェア:PCなど手で触れるもの
ソフトウェア:スマホの中のアプリなど
を表します。

話が飛びましたが、次のマトリックス組織へと行きましょう。

③マトリックス組織

マトリックス組織は、社員が職能部門と事業部門の両方に所属する組織のことを言います。以下のような組織図を指します。

④プロジェクト組織

プロジェクト組織とは、ある問題を解決するために各部門から専門家を集めて結成する一時的な組織のことを言います。
イメージとしてはサッカーの日本代表みたいな感じですかね(笑)

⑤持株会社

持株会社とは、子会社の株式を保有する親会社のことです。
よく目にする「~ホールディングス」がつく会社の多くは持株会社です。
(例:セブン&アイホールディングス、アサヒグループホールディングス
など)

持株会社の最大のメリットは、企業の買収や合併がしやすくなるという点です。

経営陣の役職名

最後に、ITパスポートの試験では、経営陣の役職名も出題されます。
CEOやCOO、CFO、CIOなどC~Oという言葉に聞き覚えはないでしょうか?

特にCIOに関してはITパスポートの試験では頻出の用語なのでしっかりと覚えましょう。

それでは、今回のまとめです!

いかがだったでしょうか?

今回、参考にした教材はこちらです!

結構ボリュームがある内容でしたが、企業ってこんな風になってるんだ~と少しでも分かっていただけたら、幸いです!
ITパスポートを受験する方は一緒に頑張りましょう!

ではまた次回お会いしましょう!

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