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行動変容栄養学講座【知っておきたい!認知行動療法の変遷と進化-「行動」と「認知」のさじ加減 -】についてのご報告

こんにちは!manabi運営 飯野です。
今日は4月に開催されました、【知っておきたい!認知行動療法の変遷と進化-「行動」と「認知」のさじ加減 -】についてのご報告です。

みなさん、今回のテーマである、「認知行動療法」はご存じでしょうか?
インターネットで検索してみると、厚労省のeヘルスネットでは、
「うつ病などの様々な心の病に対する有効性が医学研究で立証されている心理療法」
と記載されています。

心理療法とありますが、治療だけではなく、様々な場面で活用できることが期待されているとのこと。

特定保健指導においても、対象者の方を行動変容に導くための手法のひとつとして、認知行動療法が注目されてきています。

今回は「認知行動療法」とういうものがどんなものなのか?
医師の松村雅代先生よりお話しをいただきました。

【講師のご紹介】
松村 雅代  MBA・ MD心療内科医
高知大学医学部「医療×VR」学 特任教授・㈱BiPSEE 代表取締役

<プロフィール>
筑波大学卒業後、㈱リクルートを経て、Case Western Reserve Univ.(米国)へ留学しMBA(経営学修士・医療経営学)を取得。
米国医療ベンチャーSkila Inc.日本支社代表等を経て、2002年岡山大学医学部に学士編入。
2006年医師国家資格を取得。岡山大学病院総合診療内科・横浜労災病院心療内科にて心療内科専門研修を修了。
2014年より昭和大学附属烏山病院等で成人発達障害外来を担当。並行して、JFEスチール㈱、㈱NTTデータ等で産業医を務める。
2017年に㈱BiPSEEを設立し、メンタル領域のVRデジタル治療薬の開発を進めている。
2021年3月より、高知大学医学部「医療×VR」学の特任教授に就任。
<資格>
日本内科学会認定医
日本心療内科学会認定登録医
労働衛生コンサルタント(保健衛生)

【印象的だったこと】
「認知行動療法」がどういったものなのか?
私自身はじめて耳にする言葉も多かったのですが、
松村先生の丁寧で、分かりやすいお話しで、あっと言う間の1時間でした。

簡単なワークなどもあり、身をもって体験することも出来たのがとてもよかったです。
「認知行動療法」は実際の治療の際は、時間をかけて進めていくものなので、すぐに活用するのは難しいとは思いますが、まずは自分自身が「物事の考え方」として、取り入れて行きたいと思いました。

「今、ここ」の考え方がとてもシンプルですが、現代人にとても必要な考え方のように感じました。
過ぎてしまった過去や、まだ来ていない未来のことについて、悩んで、心配して、考えこんでしまい、時間を使ってしまうことは、とてももったいないことなのかもしれません。

【参加者の声】
沢山の感想をいただきました。一部ご紹介いたします。

「認知行動療法については本で読んだことがありましたが、先生からわかり      やすく教えていただき、自分でも実践してみようと思いました。ありがとうございました。」

「松村先生のお話で、改めて認知行動療法の話を聞くことで、行動変容を変えていくきっかけ作りの話し方を考えさせられました。これからの面談に活かしていけそうな内容でとても身のある講義でした。ありがとうございます。」

「もっと詳しく講義を受けたいと思うほど、興味深いお話でした。難しい内容も噛み砕いてお話いただいたり、ワークをすることで実際に体験できたりと、抵抗感なくすんなりと学ぶことができました。ありがとうございます。」

「貴重なお話をありがとうございました。特定保健指導に役立てそうなヒントが沢山あり大変勉強になりました。このような機会を与えていただきありがとうございました。」
など

【まとめ】
すぐに活用するのは難しいかもしれませんが、学びの入り口となり、沢山の気づきがありました。

「考え方」は人それぞれですが、考え方はひとつではなくて、また「変えられないもの」ではないとのこと。

自分自身「○○なタイプ」「以前にあった○○が苦手」など過去に囚われて、自分で考え方を決めてしまっているようなことが意外と多いかもしれないと感じました。

「なるほど!」と思える小さなきっかけが、行動変容に繋がりますが、今回のセミナーを通じて身をもって体験できたように思います。

これからもmanabiではみなさんの「もっと学びたい!」をサポートしていけるような、セミナーを開催して参ります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

https://manabi-nt.jp/guest_events




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