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あたらしい学びノート

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時代に左右されずしなやかに生きることのできる自分なりの価値観、創造力をどのように育んでいけばいいか、様々な視点からあたらしい学びの形をご紹介していきます。
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#自宅学習

絵本で触れよう、STEAMの世界【年中〜小学生向け絵本ガイド】

子どもの「どうして?」「なんで?」に応えSTEAMな学びへの扉を開く、とっておきの絵本。物語や図鑑、インタラクティブな仕掛け絵本まで多様性に溢れた5冊をお届け。 月へ行くにはどうすればいい? 石ってどうしていろんな色がある? ……大人ではなかなか即答できない難問も絵本なら詳しい図解つきで丁寧に教えてくれ、さらに、次の学びの世界へ一歩踏み出すチャンスを与えてくれます。今回は、STEAMの学びにつながる好奇心を刺激する絵本をご紹介。子どもたちが何に興味があるのか。そこから絵本

「オタマトーン」開発者、明和電機・土佐信道さんに訊くモノ作りに必要な“学びの手法”

10代に捧ぐSTEAM教育にふれるためのブックリストをゲストが公開&指南。あたらしい時代のあたらしい学びを、とっておきの一冊から取り入れてみませんか? ーーー 電子部品材を製造する工場だった親の代の屋号を使い、アートユニット〈明和電機〉を“設立”した、土佐信道さん(noteはこちら)。魚をモチーフにしたナンセンスマシーン「魚器シリーズ」や、音符の形をした電子楽器「オタマトーン」など機械工学と音楽、アートを軽やかに結びつけ、独自の表現を追求し続けている。モノ作りには、STE

クリエイターや研究者が実践する「おうちでできるSTEAM教育」後編

クリエイターや研究者の方々に、「自宅でできるSTEAMな学び」をお聞きした前編に引き続き、今回もさまざまなヒントが寄せられました。 ※CASE1~3は前編からご覧ください。 CASE4: 子どもは好きなことなら、どんどん学ぶ (武蔵大学 社会学部教授の庄司昌彦さんの場合)幼い頃からYouTubeなどに慣れ親しんでいる子どもたちにとって、動画作りはやはり人気な模様。武蔵大学 社会学部教授の庄司昌彦さんのご家庭では、子どもたちにタブレットを渡したところ、知らぬ間にプログラミ

クリエイターや研究者が実践する「おうちでできるSTEAM教育」前編

新型コロナウイルス感染症対策の影響により、自宅学習の機会が増えた昨今。 「子どもだけでじっと座っていられない」 「どう勉強させていいか分からない」 「ふと気づけば毎日ゲームやYouTubeばかり、これでいいの?」 巷のSNSには、そんな声が溢れています。そもそも、学習って何なんでしょう? 与えられたドリルや課題をこなすことだけなのか。学校ってどんな場所だったのか。こんな状況だからこそ、「学び」を考え直すチャンスかもしれません。 科学やテクノロジー、そしてアートの思考や感