とある大学生の憂鬱

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とある大学生の憂鬱

大学生です。思ったことをつらつらと。 https://linktr.ee/kha.tah 中央大学経済学部に所属しています。 よろしくお願いします。

最近の記事

9月19日〜21日_能登_ボランティアの道しるべ(前編)

初めに 夏の日差しが地面を照らし、ジリジリと茹だるような暑さが身を襲う今日このごろ、はっきりとはわからないが爽やかな風が1年の速さを教えてくれる。 大学生の夏休みはとても長い、当事者である自分もそう感じるほどに長い。 自分で言うのもおかしいが、この夏休みはとても充実していた。 自身が共同代表を務める学生スタッフとしての野尻湖合宿、ゼミでの台湾合宿、そして締めの能登での災害ボランティア。 今回は能登でのボランティア活動に関して、記録としてかつ自分の感情を乗せながら記述し

    • 米国のトランプ・日本のイシマル(1)

      政治家の実存的な役割: 近現代において政治家の持っている権力は凄まじい。昔からそうであるが特権階級と言って良いと感じる。ただその権力の目指す方向(力の赴くべき場所)が戦後と戦前にて似て非なるものになっていると感じる。 戦前というのは政治が機能する役割がとてもあり、その役割に対して国民も納得していた(多かれ少なかれ従っていたとここでは考えたい)。なぜか戦争などの対外問題に対して主語を国として語ることが多かったからだと考える。個人としての自己よりも国に帰属している自己が強く現れ

      • 想いは届くー

        昨年末、いつも使っているパスケースを落とした。小学校の高学年の時から使っているもので10年以上使っていたと思う。僕はあんまり落とし物をするタイプではない。自分で言うのもなんだが結構、慎重なタイプだと思う。家の鍵を閉めたか忘れてしまった時は、たとえ最寄り駅の近くまで歩いてきたとしても、必ず戻るタイプだ。大体そういう時に限って、必ずといっていいほどちゃんと鍵はしてある。骨折り損なのはわかっている。そんな自分が大切にしているパスケースを落とした事が何よりも信じれなかった。 落とし

        • カクメイとニンゲン『22世紀の民主主義』

          『22世紀の民主主義』成田悠輔 書評 "私たちが自由になることはない。自由になれるのは死ぬ時だけだ" こんな言葉がこの本を読んでいると頭に浮かぶ。 民主主義が重症に陥っているのは間違いない。 ”既存の枠組みで生活できてしまい、考える事を放棄してしまった我々は、自分たちで築き上げた民主主義を否定してしまったのではないか、つまり民主主義を重症化させるまで放置したのは、我々、「人間」なのではないか” この本は成田氏からの人類への挑戦状なのかもしれない。 傷を負わずに革命

        9月19日〜21日_能登_ボランティアの道しるべ(前編)