『ビートルジュース ビートルジュース』2024
映画の日でチケットが安いので『ビートルジュース ビートルジュース』を観ました。ティム・バートン監督の作品は好きですが、『ビートルジュース』は観ておらず、特に深い思い入れもなかったのですが、予告編を観たらがぜん興味が湧いてきました。ウィノナ・ライダーがものすごく生き生きとしていたのです。
一時期はお騒がせセレブのように扱われてしまって、日本でもクルマやカフェラテのCMに出ていてけっこう人気あったんですけどね。黒髪でショートヘアだったので、日本人にも親しみのあるルックスの方だなと思っていました。それが、アンジェリーナ・ジョリーと共演した『17歳のカルテ』や、リチャード・ギアとの共演作『オータム・イン・ニューヨーク』(これは難病モノの映画だったしな…特に日本人好み)のころだから、2000年くらい。その頃が人気のピークでした。
で、『ブラック・スワン』(2010年)はナタリー・ポートマンをイジメる役で、「ついに悪い役をやるようになっちゃったかぁ…」と、もちろんその演技力の高さには驚きつつも、ちょっとさびしい気持ちがしたものでありました。そのうえで今回の予告編を観たら、いろいろあったうえでまた一皮むけた彼女の魅力が炸裂していて、これはぜひ観たいと。というわけで観てきました。
音楽でもそうですけど、キャリアの長いスターは背負うものが大きくて大変かもしれませんが、それだけにスクリーンで演技を見ているだけでいろいろな感情を呼び起こしてくれますね。人に歴史あり。前作も観ておかなくてはと思いました。
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