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プログラミング授業 NPO法人テラスクールとの協働

楽しい1日でした!
荒木 勇輝さんが講師をつとめてくださり、
4年生でプログラミング授業を実施しました。
授業後には、校内の先生方に向けて、
研修も実施くださいました。

本校では、2020年度は、
各学年1時間以上のプログラミング授業を実施目標でした。
まだまだ、取り組みがスタートしたばかりの学校です。
先生方も「どうすればいいんだろう」と、
手探り状態です。
そんな中で、外からコンテンツと共に力を貸してくださることは、とてもありがたく感じております。

子供達の様子を見て、
先生方はプログラミングが持っている
可能性を感じてくださった様子でした!!!
これからも力を貸していただけることが決まったので、
これからがますます楽しみです。

荒木さんの投稿を引用します。

4年生全員(約120名)にプログラミングの出前授業をしてきました!
阪急阪神ホールディングスさんの助成を受けて Tera school が取り組んでいる「プログラミング教育の民主化」プロジェクトの一環です。
https://teraschool.org/programing-project
1クラスに1コマ40分なので「Hour of Code」でプログラミング学習の入り口を体験するというシンプルな内容にしたのですが、4クラスともほとんどの子が「またやりたい!」という状態で終わることができました。
コロナの感染予防に配慮しつつ、せっかく整った1人1台の環境を活用しようということで子どもたちにはソロプログラミング(1人で取り組む一般的なプログラミング)に取り組んでもらった一方、終了後に有志で行った教員研修では、2人1組で取り組むペアプログラミングを先生方に体験してもらいました。
校長先生も心から楽しそうに取り組まれて、良い学校だなあと思いました(笑)

詳しい方にとっては今さらの話ですが、小学校で必修化されたプログラミング教育では、プログラミング「を」学ぶことではなく、より汎用的な資質・能力としての「情報活用能力」をプログラミング「で」学ぶことが重視されています。
この情報活用能力の中でも重視されている「プログラミング的思考」については、NHKの動画コンテンツ「テキシコー」などを見ていただくと楽しく理解できると思います。
参考1)小学校プログラミング教育の手引き(第三版)
https://www.mext.go.jp/.../20200218-mxt_jogai02-100003171...
参考2)テキシコー | NHK for School
https://www.nhk.or.jp/school/sougou/texico/
「プログラミング的思考」は面白くて役に立つのでたくさんの子どもたちにふれてほしいと思います(実際に定期開催のプログラミングコースの生徒さんたちはがっつりそれを学んでいます)が、やはり人によって好き嫌いや得手不得手はあります。
全員にこのレベルの力を習得してほしい!と躍起になるよりも、自由進度の学習の中で「トライ&エラーを楽しむ」「スモールステップを踏んで課題を解決する」といったマインドセットを育てることに重点を置いた方が、公教育におけるプログラミング学習は有意義なものになるのでは、というのが個人的な感覚です。

実際のところ、今日の授業で私が一番心を動かされたのは、他の子よりもゆっくりと課題を進めていた女の子の手が止まった時に「パズルが解けるまで何回間違えてもいいし、ちょっと(プログラムを)足したら実行してみたらいいよ」とアドバイスをしたところ、こまめに変更と実行を繰り返し、その後もゆっくりとですが着実に、自分の力で課題を進められるようになったことでした。
もし、その子が「ちょっとずつやっていけばできるんだ」という感覚を今日の授業だけでなく他の何かにも生かしてくれることがあれば、それだけで今日の授業をさせてもらった甲斐があるなあと思います。
子どもたちの新鮮な反応に、私自身もプログラミング学習の価値を再認識させてもらった1日でした。

#GIGA #プログラミング #ちょっとずつやっていけばできるんだ
#NPOとの協働  

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