引越狂騒(サービス編)

人生で何回引っ越したかが咄嗟に出てこないくらい引っ越している。
改めて数えてみたら、記憶にある範囲ですでに10回を超えていたので、もうカウントしないことにした。葛飾北斎には負けるが、こんなに引っ越してどうすると自分にげんなりする。尚、成人後に引っ越した理由は就職・退寮・転職のいずれかによる。転職しすぎだと言われることもあるが、幼少期の親の転勤はさておき、雇用の流動性が高い業界に属しているので仕方ないと思ってほしい。

今回は再び首都圏に引っ越すことになった。単純に嬉しい。
首都圏だと他の地域ではコスト面で成立しえないサービスを享受できる。そこが私にとってとても魅力的なのだ。

今回はブラックフライデーセールを利用して、家具・家電を揃えた。
家電についてはYAMADAリユース( https://www.yamada-denki.jp/service/outletreuse/ )に非常にお世話になった。ドラム式洗濯乾燥機を15万円以下で購入できたのは非常に助かった。
家具についてはAmazonを中心に揃えたのだが、日時指定ができない物の多さに閉口した。大型家具だから日時指定ができないと言われて頭の中が疑問符だらけになったが、配送ルートの問題なのだろうか?大型家具だからこそ日時指定をしたいのだが……
デザイン・大きさが理想通りなのだが、追加料金を払っても時間指定不可とのことで購入するか非常に迷った家具があった。
そんな悩みを救ってくれたのが月島倉庫の「Day倉庫」というサービスである( https://www.day-soko.gr.jp/ )。こちらに一度荷物を送り、ここから日時指定で新居に発送してもらうことが可能なのである。私はサービスを利用する際に、収入をそれにかけた労働時間から算出したものを指標として用いているのだが、それに見合うと判断した。

毎日の家事に時間をかけるよりは本を読みたいので、上記のドラム式洗濯乾燥機に加えて食洗機は私にとっての必需品である。Panasonicの型落ち品が手に入ったので、大満足である。水栓工事は基本的にクラシアンに依頼している。明朗会計だからというのがその理由である( https://www.qracian.co.jp/ )。夜中に一度呼んだことがあるが、それはそのときの同居人が無謀にも自分で食洗機を取り付けようとして床を水浸しにしたからである。素人が手を出してはいけない、という好事例として私はしっかり記憶している。

今回の部屋は窓の外がすぐ隣のマンション(しかも外階段)に面しているので、24時間365日の目隠しが必要である。しかしカーテンというのも味気ないと思ったので、しばらく考えてみた。こちとら「そこになければないですね」と言われたら「ないなら作れ」と自分にいう種族である。
ということで窓の大きさに合わせたボードを作成してみた。これは大型出力屋 ( https://www.ogata-print.com/ )に依頼した。原稿は自分で作成した。送料込みで15000円程度と私にとってはリーズナブルな物となった。
入居前にオーダーしたものなので縦のサイズがもう少しあってもよかったと思うが、試作品の位置づけなので、むしろ上出来と感じている。
美術品を扱う友人に聞いてみたところ、キャンバスはサイズをある程度自由にオーダーできるとのことなので、このサイズのキャンバスをオーダーし、どうしても絵を描いてほしいあの画家に依頼する口実として検討している。そのためには貯金しないといけないのだが。

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