「安倍晋三 回顧録」と、バイデンの「約束してくれないか、父さん(原題Promise Me, Dad)」

安倍元首相の一周忌(7/8)を踏まえ、回顧録を振り返ります。

私が回顧録を読んだざっくりした印象は、答弁がうまいという事でした。例えば、インタビューアーに責任について問われているのに、XXさんは残念だった、みたいにうまく(?)質問を躱していると思いました。もしくは、責任を問われているという認識が無かった、とも読めますが、真偽を検証することはできません。
読み手によって色々な捉え方があり、討論番組も見ると面白いと思います。
私が貴重だと思った点は、官僚について触れている箇所で、厚生労働省はコロナ対策の意思決定をしなかった、外務省は首相にも教えない情報を持っている、財務省の圧力など、さらっと書いていますが、注意して読むと、元首相がよくここまで書けた(言えた)なあと思います。

チャンネル桜【討論】安倍晋三回顧録の実相[桜R5/3/24]


参考に、バイデンの著書にも触れます。
約束してくれないか、父さん: 希望、苦難、そして決意の日々 単行本 – 2021/9/2

Promise Me, Dad: A Year of Hope, Hardship, and Purpose ハードカバー – 2017/11/14

過去の記事で書いた事を、そのまま載せます。
バイデンがオバマ政権の副大統領だった頃実績と、息子のボーが無くなった事を綴っている。
原書の発売は2017年11月であり、2020年の選挙を見据えて周到に準備していたことが分かる。
なお、本ではボーの死を選挙キャンペーンとして使いたくないと言っており、言ってる事とやってることが違うでしょ。
誠実さとか潔癖さ(のような言葉だったと記憶)をうたっているが、息子のハンターバイデンがウクライナ&China企業と利権関係にある事は事実であり(と理解)、嘘ばっかりじゃんと思ったが、彼らの認識では金儲けしてるだけで、悪いとは思っていないのかもしれない。
若くして政治家になりオバマ政権副大統領だったころ(まで?)は有能だったことが分かる。今は加齢でぼけた?それとも演技しているのか?
米国の政治家一家がどういう暮らしをしているのか知れたし、良い内容ではあった。

過去記事 そのうち加筆修正して公開したい



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