凶母 倉田真由美 著 2023/7/31(苫米地博士 推薦書)
「凶母(まがはは) 小金井首なし殺人事件 16年目の真相」は、「だめんず・うぉーかー」の倉田真由美(くらたま)先生の初ミステリー作品です。
Amazonレビュー4.8。凄い。
私は、本書の発売記念トークショーに、苫米地英人博士が出演するという理由から、購入しました。(不順な理由ですが、トークショーの営業目的は達成されたので良いでしょう)
という訳で、私はミステリーは小説も漫画も読まないので、他との比較はできません。感想としては、最初は絵が・・と思いましたが、非常に面白く読めました。ストーリーもさる事ながら、構図・コマ割り・台詞回し等、読みやすい漫画の作り方が、抜群に上手いのだと思います。上手くは無いが迫力はあるという、初期の進撃の巨人を思い出しました。
ミステリー作品なので内容には触れませんが、誰が犯人か、では無く、トリックは何か、を考える事が好きな人に合うと思います。普段ミステリーや漫画を読まない方でも、スコトーマ(認知の盲点)を外す役に立つとも思うので、ご一読ください。
トークショーの様子はこちら。残念ながらアーカイブは期限切れです。
私も、自分の著書のトークショーに苫米地博士に出演して貰うことを、目標の一つに設定しました。
※注意 ネタバレじゃないですが、思考の邪魔になると思うので、未読の方は以下5行飛ばしてください。
苫米地博士がネタが分かったのは283ページで、くらたま曰く、全部当てたのは苫米地博士だけだそうです。
私は、科学的なトリックは分かりませんが、論理的にというか、こういうストーリーだなと察したのは150ページ前後です。やったぜ。
※注意終わり
くらたま先生の、だめんず・うぉ~か~
おまけ
おまけのおまけ
漫画の記事を、今後いつ書くか分からないので、ついでに私のおすすめの漫画を挙げておきます
カケル 竹下 堅次朗 (著)
別記事でも取り上げてましたが、思考を現実化する事を論理的に描いています。
EDEN 遠藤浩輝 (著)
1998年~2008年の作品です。ウィルスにより崩壊した世界の話です。国連っぽい組織のトップが黒人で傀儡であることや、(さらっと)ジェノサイドを扱っていたり、時代を先取りしていた作品だと思います。かなりバイオレンスな世界なので、予言書にはならないで欲しい。。
SPY×FAMILY 遠藤達哉 (著)
私のおすすめというか、苫米地博士が読んだそうです。作品内に「ホメオスタシス」とさらっと出てきたあたり、博士の関係者?
マンガでわかるこんなに危ない⁉消費増税 作画:消費増税反対botちゃん , 原作:藤井聡
これも別記事で取り上げました。消費税増税の問題が良く分かる、ギャグバトルマンガ(笑)です
寄生獣と狂四郎はメジャーなので説明不要ですね
寄生獣は、凶母の巻末インタビューで、くらたま先生もベスト3に入ると書いてました。
最後、漫画では無いですが、苫米地博士唯一のラノベ「洗脳学園」。本作の漫画化、アニメ化が、私の目標の一つです。その時、作品では語られていない裏設定(知識がある人には分かる、作中で解説されていない洗脳描写がある)を、苫米地博士に解説してもらう。CVは、ヒロイン加隈亜衣、幼馴染早見沙織で。剣士が水樹奈々は安直すぎるか。
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