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東京の休日 #131 〜【明治神宮】花菖蒲御膳と花々を愉しんだ日のこと〜

梅雨の晴れ間。
久々の「明治神宮」を訪れました。


「花菖蒲(はなしょうぶ)」が見頃との噂を
耳にしたのです。


原宿口(原宿駅下車すぐ)から入り
向かったのは
「南池(なんち)」。

出迎えてくれたのは
「睡蓮(すいれん)」でした。

見事に咲き誇っております。

白、黄色、ピンクの
グラデーションのこちらも

濃いピンクのこちらも
素敵で。

↑よく見ると黄色のコウホネも。

また時折この間を鯉が泳いでゆく光景も
風情がありよかったです。


さらに歩みを進めていくと
「花菖蒲田」にたどり着きます。

満開に咲き乱れる
「花菖蒲」が見事!
(6月11日のお写真です。)

150種、1500株が
植えられているのだそう。

江戸時代、稲田だったこの場所。

明治天皇が花菖蒲田に変えたのは
昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)のためだったとか。

これを今のわたしたちも
愉しめることが嬉しいですよね。


花菖蒲田の先には
「清正井(きよまさのいど)」があります。

加藤清正にちなみ名付けられている
こちらの井戸。

その清らかな湧水が
花菖蒲田を潤しているのだそうです。


花々を堪能した後には
いよいよお昼食を。

立ち寄ったのは
明治神宮内にある
レストラン「よよぎ」でした。


6月26日(日)までの限定の
「花菖蒲御膳」をいただきます。

花菖蒲がところどころに
隠れている見た目の愉しさに加え

お味もとても美味しかったのです。

お造りも、天麩羅も、煮物も、
焼き物も、お椀も、炊き込みご飯も。


さらに、嬉しいことに

この御膳には
花菖蒲田への入苑券がついておりました。

お食事後に、お花見をするとお得なのですね。

ただ、午後には閉じてしまう
睡蓮のお花も見たかったので
今回はランチタイム前に入苑しました。

このため、いただいた入苑券は
期間中(6月26日まで)もう一度訪れる際に
使用しようと思っております。


そして、おなかを満たしてからは
「明治神宮ミュージアム」へ。

2020年に開館したばかりの
こちらの美術館。

隈研吾氏設計の
杜(もり)に包まれた落ち着いた空間と
なっております。


明治天皇と昭憲皇太后が大切にされていた
宝物を拝見することができるとともに

明治神宮のめぐる季節を
映像で愉しむことができるのです。

30分と長いものでしたが
臨場感があり見入ってしまいました。


ということで今回は
明治神宮でのひと時をご紹介いたしました。


お食事、お花見、美術鑑賞、
お散歩に、お茶と

一日を通し伸びやかに過ごせる場所でした。

それにしても
睡蓮も花菖蒲も綺麗だったなぁ...。

写真・文=Mana(まな)

明治神宮御苑
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
開苑時間:3月〜10月 9:00〜16:30 
      6月のみ 8:00〜17:00
     11月〜2月 9:00〜16:00
https://www.meijijingu.or.jp

レストラン「よよぎ」
営業時間:11:00~閉門時間(L.O. 30分前)※閉門時間は月によって異なります
https://www.meijikinenkan.gr.jp/forestterrace/facility/yoyogi.html

明治神宮ミュージアム
開館時間:10:00 ~ 16:30 ※最終入館は閉館時間の30分前まで。
休館日:毎週木曜日(但し木曜日が祝日の場合は開館)※展示替期間も休館致します。
https://www.meijijingu.or.jp/museum/


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