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京都の休日 57 〜おいしい可愛い!食卓まわりの「京」みやげ7選〜

旅の終わり。

「おみやげ探し」を
かならずしてしまうのは

その余韻を形として持ち帰りたい
気持ちからでしょうか。


今回は、京都でおすすめのおみやげ
7つをご紹介いたします。

1.【やよい】おじゃこ
2.【八百伊(やおい)】漬物

3.【半兵衛麩(はんべいふ)】なま麩(ふ)
4.【松葉屋】純和三盆糖(じゅんわさんぼんとう)
5.【京都生ショコラ】生チョコレート
6.【十八番屋 花花(おはこや そうか)】箸置き
7.【有次(ありつぐ)】抜型(ぬきがた)


1.【やよい】おじゃこ

「おじゃこ」とは、ちりめん山椒のこと。

ちりめんと山椒をお醤油で炊いた
シンプルな一品でありながら、
京都の文化が詰まっていて。

海から遠くお魚を保存する必要があったこと、
「山椒」を芽、花、実と愉しむ習わしのあることの
両者が見事に合わさったのが「おじゃこ」なのです。

京都では、各家庭の味があるそう。

「やよい」さんのものは
ちりめんの柔らかさ、
お醤油と甘みのバランスがとても良くて。

八坂神社にほど近い
「やよい」さん。

こちらは春の限定商品です。

ぜひ一度
そのお味を堪能してみてください。

ちりめん山椒 京佃煮舗 やよい
住所:京都市東山区祇園下河原清井町481(八坂神社の南楼門を南へ約100m)
営業時間:10:00~17:00
https://www.yayoi-ojako.co.jp


2.【八百伊(やおい)】漬物

京都といえば、お漬物。
「八百伊(やおい)」さんのそれは
どれも美味しいのです。

いつも手にとってしまうのは
定番の柴漬けと、季節のもの。

夏ですと、
シンプルな「なす」、しそ香る「瓜」や
シャキシャキとした「かぼちゃ」の浅漬けが
おすすめです。

たくあんや塩昆布もいいお味で。

こちらも八坂神社から
徒歩圏内にありますので
ぜひお立ち寄りください。

東山八百伊 《本店》
住所:京都市東山区東大路松原上ル4丁目毘沙門町44
受付時間:10:00~17:30 
定休日 火曜日
https://higashiyamayaoi.jp


3.【半兵衛麩(はんべいふ)】なま麩(ふ)

もちっとした食感も、
お椀にぽっと浮かぶ姿も
たまらない「なま麩」。

初春は「梅」、春は「桜」、
夏は「青紅葉」、秋は「紅葉」などの
お麩が販売されます。

こちらをおつゆに入れると
自宅でもあっという間に
おご馳走ができあがるのです。

こちらは揚げたもの。半兵衛麸(はんべいふ)さんの「茶房」のメニューの一つです。

冷蔵品ですので、
最終日に購入することを
おすすめします。

また、一度に使うのはもったいないので
家に着くとすぐ小さく切って冷凍し
ちびちびといただくようにしていて。

「半兵衛麸(はんべいふ)」さんは
上に2枚のお写真のように
店内も麗しいですので
お買い物もとっても愉しいのです。

五条大橋のほど近くにございます。

半兵衛麸 本店

住所:京都市東山区問屋町通五条下る上人町433(五条大橋東南側)
営業時間 10:00~17:00(定休日:水曜日)
https://www.hanbey.co.jp


4.【松葉屋】純和三盆糖(じゅんわさんぼんとう)

今までいただいた「和三盆」の中で
一番美味しい!と感動したのがこちらの
「松葉屋」さんのもの。

さわやかな甘みと
さらりととけていく舌ざわりが
なんともお上品で。

四国の砂糖きびを用い
伝統的な製法で作りあげたという和三盆。

京都らしい
美しさと愛らしさを
兼ね備えた形をしていることも魅力です。


出逢いは、長楽館さん。

宿泊した際に
いただいたお抹茶に添えられていたのです。

あまりの美味しさに
お店を伺ってすぐさま向かいました。

祇園の、八坂神社に続く参道沿いと
とてもわかりやすい場所にございます。

松葉屋
住所:京都府京都市東山区四条通り祇園町南側572-3
営業時間:10:30〜20:30
定休日:不定休


5.【京都生ショコラ】生チョコレート

涼しくなってくると
いただきたくなるのが
チョコレート。

こちらもその美味しさに
ひどく感動したのです。

優しい口どけと
カカオを引き出すリキュールの香り。

お酒の味はせず
(お酒が得意でないので嬉しくて。)
その芳醇な香りだけがのこる
不思議なチョコレート。

オンラインショップでの販売もあるのですが
ぜひお店を訪れていただきたいのは
カフェも素敵だからです。

京町屋をそのままにした
趣ある店内。

お庭を眺めながら、
生チョコやケーキをいただくことができます。

ショコラティエさんの
カナダ出身の奥様が
お着物でおもてなししてくださいます。

場所は、
平安神宮や京セラ美術館のある
「岡崎」です。

京都生ショコラ 
住所:京都府京都市左京区岡崎天王町76−15
営業時間:12:00~18:00(LO)


定休日:月曜日・火曜日(祝日の場合営業致しますが代休を頂きます)
https://www.kyoto-namachocolat.com



6.【十八番屋 花花(おはこや そうか)】箸置き

可愛い小箱が並ぶ店内。

それでも一つ一つの絵画をみると
妙に本格的で。

実は、この箱屋さんを営むのは
版画屋さん、京都徳力版画館なのです。

多くの国宝を描いてきた
名門・徳力家の12代目
徳力富吉郎により創業されました。


徳力家に伝わる版画から
新しいイラストまでが

小箱の蓋(ふた)にちりばめられているのです。

とても面白いのが
蓋と、箱の中身を自由に組み合わせられること。

箱のデザインも
壁一面に並ぶくらいたくさんあって。

これが季節ごとに入れ替えされるとのことで
その種類の豊富さに驚かされます。

中身もお菓子、ハンカチ、メモ帳などから
選ぶことができるのです。

この時は、以前からほしかった
「箸置き」を選びました。

こちらのオリジナルの
箸置きもどれも可愛いですよね。


包装紙も一つ一つ異なるものを
選べますので
贈り物にも最適です。

京都市役所駅から徒歩5分、
寺町通沿いにございます。

十八番屋 花花(おはこや そうか)
住所:京都府京都市中京区寺町通 夷川上ル東側常磐木町46
営業時間:月ー土 11:00〜17:00/日・祝11:00〜18:00
定休日:火水(祝日の場合、翌日休)
https://shop.hanase.co.jp


7.【有次(ありつぐ)】抜型(ぬきがた)

包丁で有名な「有次」さん。

こちらで出逢ったのは
「抜き型」でした。

人参や大根を抜いてお皿に盛り付ければ
お料理がぐっとお洒落に。

有次さんのものは
さすがの切れ味で
とても使いやすいのです。

形も雅で大変気に入っております。

季節ごとに様々な形が並びますので
ぜひお気に入りを探してみてください。

錦市場内にございます。

有次(ありつぐ)
住所:京都市中京区錦小路通御幸町西入る鍛冶屋町219
営業時間:10:00 ~ 17:00

定休日:水曜日 (年始休業日:1/1 ~ 1/3 )
http://aritsugu.co.jp


ということで今回は、
食卓回りの7つのおみやげを
ご紹介いたしました。

京都旅行の参考になりましたら
幸いに思います。


写真・文=Mana(まな)

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