見出し画像

東京の休日 175 〜【向島百花園】「秋の七草」愛でる午後、「お月見」味わう夜〜

明日
2023年9月29日(金)
「十五夜」ですね。

月がもっとも美しいとされる日。

皆さまはどちらで
ご覧になる予定でしょうか。


おすすめはこちら。
「向島百花園
(むこうじまひゃっかえん)」
です。



江戸時代より続く伝統行事
『月見の会』が催されます。



お月さまを鑑賞しながら
深まりゆく秋を感じる。

お供え式、お茶会、お琴の演奏などが
予定されているとのことです。

想像するだけでも
雅な気持ちになりますね。


詳細はこちらです。

『月見の会』
日時:2023年9月28日(木)~9月30日(土)
開園時間:9:00~21:00(最終入園は20:30)


内容:
①お供え式
日時:9月28日(木)17:00~17:30

✴︎雨天中止
場所:萩のトンネル近くの藤棚前
内容:団子や野菜のお供えと篠笛の演奏を行います
演 奏 者:坂本真理(さかもとまり)氏(篠笛奏者)

②絵行灯(えあんどん)の点灯
日時:期間中毎日 17:50
✴︎雨天中止
集合場所:秋の七草コーナー前
内容:俳句・俳画が描かれた絵行灯35基に、ロウソクの明かりを灯していただきます
定員:各日35名
参加方法:17時30分より秋の七草コーナー前にて受付を行います(事前申し込み不要)

③茶会
日時:9月29日(金)・9月30日(土)、
各日15:00~20:00(受付は19:30まで)
場所:御成座敷
内容:向島百花園茶会によるお点前を披露します
どなたでもお気軽にご参加いただける茶会です
参 加 費:1席1,000円(入園料別途)
参加方法:当日自由参加(お抹茶がなくなり次第終了)

④箏の演奏
日時:期間中毎日 18:00~20:00 ✴︎雨天中止
場所:藤棚または売店前四阿(あずまや)
内容:地元の箏奏者団体による演奏を披露します




さらに、園内では
⁡秋のお花見を堪能することができます。


『万葉集』の次の二首に
由来する「秋の七草」。

「秋の野に 咲きたる花を
指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花」

「萩の花 尾花 葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴 朝貌の花」

 山上憶良(やまのうえのおくら)


⁡萩(はぎ)
尾花(おばな)=薄(すすき)
葛(くず)
撫子(なでしこ)
女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)
朝貌(あさがお)は、桔梗(ききょう)
というのが定説だそう。


⁡味わい無病息災を願う
「春の七草」にたいし

その風情を愛でるのが
「秋の七草」です。


この中で
萩(はぎ)、芒(すすき)、
女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)

を愉しむことができました。


⁡麗しい
「萩のトンネル」も
見頃を迎えていて。
(2023年9月27日撮影)


⁡⁡秋の七草を愛で
十五夜のお月見を。

月麗しい季節のお出かけの
参考になりましたら幸いです。


写真・文=Mana(まな)

⁡「向島百花園 」
住所:東京都墨田区東向島三丁目
開園時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末・年始
(12月29日~翌年1月3日まで)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?