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#日本の休日【休日シリーズⅧ】

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素敵な「国内の旅先」の情報をお届けしていきます。
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#京都の休日

京都の休日 #35 〜翠嵐(すいらん):嵐山に抱かれたお宿で極上のステイを〜

嵐山に抱かれるように 佇むお宿 「翠嵐(すいらん) 
ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。 ✴︎ロケーション ✴︎雰囲気 ✴︎お部屋 ✴︎おもてなし とすべてのそろった この美しいホテルを 今回はご紹介してまいります。 ✴︎ロケーション のお話から。 目の前には 清らかな保津川(ほづがわ)が流れ その奥には 四季折々の美しさをみせる 嵐山がそびえます。 嵐山エリアの雅さを ひと呼吸ごとに味わえる お宿となっていて。 京福電鉄 嵐山本線(嵐電) 「嵐山

京都の休日 #30 〜来年の干支うさぎが愛らしい「岡崎神社」でお参りを〜

寅年の2022年。 いよいよ来年は「卯年」です。 これを前に訪れたいと思っていたのが 今回ご紹介する 通称・うさぎ神社の 「岡崎神社」です。 延暦十三年(794年)平安京遷都に際し 建立された京都・岡崎にある神社。 鳥居をくぐると早速 「狛うさぎ」が出迎えてくれます。 愛らしい「神の使い」です。 手水舎(ちょうずや)には 黒く輝く「子授けうさぎ」が。 月の力に満ちたこちらのうさぎに、 水をかけお腹を擦ると 子宝に恵まれ、安産になると言われております。 そして、

京都の休日 #27 〜七夕の笹飾りが美しい「貴船神社」は魔法がかかったようでした〜

今日は七夕ですね。 街の至るところでみかける笹飾り。 願いの込められた 色とりどりの短冊が美しくゆれ、 七月らしい景色をつくり出しています。 さて、今日ご紹介するのは 貴船神社です。 京都市内から一時間ほどの場所にある こちらの神社には「水の神様」が祀られています。 そのため、七夕の日には 「水まつり」が毎年執り行われるのです。 水の恵をもたらしてくださる神様に感謝し、 天候が順調であることを お祈りするのだそう。 境内には印象的な言葉が掲げられていました。 「

京都の休日 #26 〜【お土産】優美な逸品と出逢いました〜

素敵な「お土産」との出逢いは 旅の気分を盛り上げてくれますよね。 家路についてからも それらの品々を愉しみながら 甘い余韻に浸ることもできて...。 本日は、今回京都で出逢った 優美な逸品三つをご紹介します。 一、阿以波(あいば)さんの「京うちわ」 二、有次(ありつぐ)さんの「抜型」 三、京都・福寿園さんの「お抹茶」 一、阿以波(あいば)さんの「京うちわ」 こちらは運命的な出逢いでした。 訪れたいと思っていたカフェに立ち寄ったら まだオープン前のお時間だったた

京都の休日 #25 〜艶やかな夜にしたつづみを打った京の二品〜

京都へ旅に出かける前 ある「名物」とご縁があったので いただくのを心から愉しみに していました。 今回の旅のTODOリストの 最上位に掲げていたほど。 それが「サバ寿司」でした。 鴨川沿いから 松原通りへふらりと進んだときに 目にとびこんできたその文字。 迷わずのれんをくぐったのが きし鮓(ずし)さんでした。 大正3年に創業したという こちらのお寿司屋さんですが 昨年この場所へ移転したとのことで 店内はとても綺麗。 少しの間カウンターで待たせていただき サバ寿

京都の休日 #24 〜高台寺にひそむ大人の喫茶「Salon de Muge」で甘いひと時を〜

すっかりその「無碍」な空間の 虜になってしまいました。 (✳︎無碍(むげ):何ものにも妨げられないこと。そのさま。) 訪れたのは、 料亭「菊の井」さんが 和食をもっと身近に味わってほしいとの 想いからオープンした Salon de Muge(さろん ど むげ)。 秀吉とねねと縁が深い 高台寺さんのほど近くに佇みます。 大人の喫茶という雰囲気の外観。 店内にも美しく澄んだ空気が 流れています。 ふんだんに苺が盛られた 「季節のパフェ(いちご)」を いただきました

京都の休日 #23 〜ニューヨークと京都の魅力あふれるMarieBelle(マリベル)で味わう春〜

ニューヨーク生まれの チョコレート屋さん MarieBelle(マリベル)。 京都にその趣きをたずさえ お店をかまえているとのことで 伺ってきました。 普段住んでいる東京には 店舗がないので とても愉しみにしていました...♡ 瓦葺きの日本家屋に マリベルブルーの看板。 これをみるだけでも 気分が高まります。 店内も明治時代の洋館を思わせる 素敵な雰囲気。 こちらで ニューヨークでいただいて 虜になってしまった カカオ60%の AZTEC(アズテック)という ホ

京都の休日 #22 〜花々にぎわう嵐山・天龍寺で春を愉しむお散歩を〜

庭園のお池がそれはそれは 美しい天龍寺。 (嵐山をのぞむことができます。) その奥にはさらに麗しい 「百花苑」があったのです。 春を彩る花々にぎわうこちらのお庭で 優雅なお散歩を堪能することができました。 白妙桜に楊貴妃桜を 始めとする 桜の織りなす 美しい風景。 石楠花(しゃくなげ)や 椿も素敵です。 ツツジも華やかに咲いています。 ソメイヨシノやしだれ桜の季節は 終わりを迎えていたのですが 多宝殿を囲む風景は さぞ美しかったのだろうなと 想像します。

京都の休日 #21 〜「ラデュレ祇園店」まるで映画の世界のようなサロン・ド・テでした〜

1862年にパリで誕生した 
メゾン・ラデュレ。 カフェでもパティスリーでもある "サロン・ド・テ”の歴史を 紡ぎつづけるラデュレは パリにとどまらず 世界中にその文化を 広めています。 その一つ、京の魅力あふれる 京都 祇園店を訪れました。 祇園、花見小路に 溶け込むように佇む 祇園ラデュレ。 ところが、足を一歩踏み入れると まるで映画のセットのような 華やかな世界があらわれるのです。 グリーンの背景に 舞妓さんのほお紅を思わせる 艶やかなピンクの灯り。 一気

京都の休日 #20 〜しだれ桜ゆらめく「平安神宮」で午後のお散歩を〜

平安神宮へやってきました。 青空のもとでみる御門も塔も 麗しいのです。 満開のソメイヨシノにみえるこちらは 皆さまの「願い」でした。 尊い願いのどれもが 叶いますように...! そして、向かったのは 南神苑(みなみしんえん)です。 八重紅枝垂桜が まだ咲いておりました。 (2020年4月5日のことです。) 風でゆらめく桜の木の下を 歩くだけで幸せいっぱいの 気持ちになるのです。 水面には桜の花びらが。 散りゆく姿も美しいのですよね。 さらに、あゆみを進めてい

京都の休日 #19 〜「フォションホテル京都」でロマンチックな旅の日々を〜

今回の旅の宿泊先に選んだのは 「フォションホテル京都」でした。 魅力的なお宿がたくさんある京の街。 その中で今年3月に開業したのが パリに続き世界二軒目となる こちらのホテルです。 京都とパリの相性の良さから 滞在してみたい♡と思ったのです。 そのうえ、事前にSNSをのぞいてみると ピンクとゴールド溢れる館内が とても可愛らしくて。 いわゆる「映える」場所に 滞在できることにそれだけで ワクワクしていたのですが 実際に伺ってみると ホスピタリーあふれる 中身も素敵

京都の休日 #18 〜「フォションホテル京都」でエレガントなお朝食を堪能しました〜

世界2軒目として今年 オープンしたばかりの 「フォションホテル京都」。 グルメホテルとして 「食」を大切にするこちらのお宿で 『フォションブレックファースト』 をいただきました。 その色とりどりの宝石のような 一品一品に感動しきりのひと時でした。 訪れたのは10階にある 「レストラン グラン カフェ フォション」。 大人なピンク、ブラック、ゴールドで 統一された空間です。 広い窓からは 京の麗しい朝の風景を望めるのです。 いよいよお朝食が幕を開けます。 フォショ

京都の休日 #17 〜鴨川沿いの京フレンチで「春」をいただきました〜

春は「新」のつくお野菜を いただくのが愉しみな季節。 新玉葱、新じゃがいもに新ごぼう...。 その甘くやわらかくて みずみずしいお味は この時期だけの贅沢ですよね。 そんな「春」のお味を堪能しに伺ったのは 鴨川沿いに佇む LE UN(ルアン) さん。 立派なお店がまえに 絵画のような景色を望める店内。 お食事前から うきうきとしてしまいました。 今回いただいたのは 春限定(4月30日まで)のこちらのコース。 鰆のマリネと蛍烏賊 春キャベツと共に お上品な味

京都の休日 #16 〜雪景色のように桜ふりつもる「仁和寺」へ〜

色とりどりのお花が咲き誇る 原谷苑(はらだにえん)を後にし 30分ほど山道を下って たどり着いたのが 「仁和寺(にんなじ)」でした。 境内に入ると、まるで雪景色のような 御室桜の(おむろざくら)の園が 広がっています。 満開を迎え、舞い散る花びらが 一面にふりつもっているのです。 先ほどの原谷苑と打って変わって 見渡すかぎりに広がる淡い白の世界。 五重塔が顔を出す こちらの景色には 惚れ惚れとしてしまいました。 さらに、有明という名の桜も 麗しかったのです。 (