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#東京の休日 【休日シリーズⅦ】

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東京の素敵なスポットを紹介していきます。美術館、カフェ、主観多めです。
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東京の休日 #118 〜帝国ホテル×ピーターラビット™のアフタヌーンティー:母の日のお祝いにおすすめです〜

ピーターラビット™の “バースデー”アフタヌーンティー。 2022年3月26日(土)~ 2022年6月30日(木) 帝国ホテル 17階 インペリアルラウンジ アクア にて 現在開催中です。 その美味しさも華やかさも イースターや母の日のお祝いにぴったりの アフタヌーンティーとなっておりました。 内容のご紹介の前に まずは「ピーターラビット」のおさらいを。 今年誕生120周年を迎える ピーターラビット。 1902年にイギリス人作家 ビアトリクス・ポター氏が 『ピータ

東京の休日 #116 〜シダネルとマルタン展:薔薇の村と南仏への旅のようでした〜

『最後の印象派、二大巨匠 シダネルとマルタン展』 2022年3月26日(土)〜6月26日(日) SOMPO美術館(新宿) まるでフランスへ旅しているかのような
 気分を味わえるのです。 館内をご紹介する前に まずは主役の二人のご紹介を。 アンリ・ル・シダネル(1862 – 1939) フランスの「北」を舞台に活躍した画家です。 薔薇の村・ジェルブロワと ヴェルサイユを好み居を構えました。 優しい色合いの作品が特徴です。 アンリ・マルタン(1860 – 1943)

東京の休日 #115 〜【新宿】晩春のお花見とフランス香るティーハウスで桜色のケーキを〜

桜の主役が ソメイヨシノから八重桜へと 移ってまいりました。 その美しさを堪能しに 向かったのは新宿御苑。 ちょうど見頃を迎えておりました! 蕾もあるので8分咲きと
いったところでしょうか。 (4月10日のことです。) 黄色が鮮やかな 山吹も満開で。 春爛漫といった景色を味わえます。 いずれも新宿門近くのお写真です。 中の池近くでは 違った種類の八重桜も満開でした。 最新の開花状況につきましては 公式Twitterをご覧くださいませ。 新宿御苑 住所:東京都

東京の休日 #112 〜日本橋「鶴屋吉信(つるやよしのぶ)」さんにて心踊る桜の和菓子を〜

菓遊茶屋(かゆうぢゃや)。 日本橋にある老舗和菓子店 「鶴屋吉信(つるやよしのぶ)」さんの 一角にこう名付けられた 6つのお席があります。 今回は、こちらで 「福桜」をいただきました。 ぱっとひらいた大輪の桜。 見た目も甘さもお上品な 生菓子でした。 実は、こちらの 菓遊茶屋(かゆうぢゃや)。 カウンター席で 熟練の職人さんがお菓子を つくる様子をみられるのです。 これにはひどく感動いたしました。 桜色の餡が みるみるお花になっていくことを 眺めたのちに

東京の休日 #111 〜「上野リチ」展:京都とウィーンが美しくとけ合う世界に心癒されました〜

恥ずかしながら、 今回初めてそのお名前にふれた 上野リチ・リックス(上野リチ)氏。 ところが、 館内へ足を踏み入れた途端に 彼女の紡ぎ出す世界に魅了されておりました。 訪れたのは、 三菱一号館美術館(丸の内)で 開催されている 『上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー』展。 こちらの展覧会の 魅力3点をお伝えする前に まずは、上野リチ氏のご紹介を。 1893年(明治26年) オーストリアのウィーンに生まれます。 ウィーン工芸学校卒業後、 ウィーン工房で

東京の休日 #110 〜「ダミアン・ハースト」展:咲き誇る桜を愛でるひと時を〜

東京でも 桜の開花が宣言されましたね。 どの木も遠くからでも つぼみの色づいていることがわかるほどで。 それでも、 見頃まではあと少し。 満開の桜を待ちきれず向かったのは 『ダミアン・ハースト 桜』展でした。 イギリスを代表する現代作家 ダミアン・ハースト氏。 「桜」を描いた大作24点が 今回来日しております。 まずは、そちらを一挙に ご紹介させていただきます。 1.《儚い桜》 2.《山桜》 3.《素晴らしい世界の桜》 4.《生命の桜》 5.《神の桜》

東京の休日 #109 〜ミラノとロンドンで「愛」を探る2つのおすすめ映画〜

あす迎えるホワイトデー。 バレンタインデーに続き 愛にあふれる日となることを願います。 さて、近頃鑑賞した映画が そのような日にぴったりでしたので 2つご紹介させていただきます。 『ハウス・オブ・グッチ (House of Gucci)』(2021)と 『ゴヤの名画と優しい泥棒 (The Duke)』(2020)。 どちらも「愛」について 考えさせられる作品でした。 まずは、イタリア・ミラノが舞台の 『ハウス・オブ・グッチ』。 夫婦の愛、家族愛、自己愛が 狂お

東京の休日 #108 〜キエフ・バレエ『白鳥の湖』:芸術鑑賞で平和を願うひと時を〜

150年の歴史を誇る 「キエフ・バレエ
 (タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ)」。 拠点としている 「ウクライナ国立歌劇場」は ボリショイ劇場、マリインスキー劇場とともに 旧ソ連における三大劇場と称されています。 来日公演が行なわれてきたのは ちょうど半世紀前から。 近年では毎年のように日本で その優雅な舞が披露されてきました。 この来日公演を主催している 光藍社(こうらんしゃ)。 公式YouTubeチャンネルにて 不朽の名作『白鳥の湖』を 全編無料

東京の休日 #107 〜美人画に惚れ惚れした二つの「上村松園(うえむらしょうえん)」展

美しさのあまり どの作品の前でも ため息がもれてしまうようでした。 現在、東京で開催されている 二つの上村松園(うえむらしょうえん)展。 本日は 『上村松園(うえむらしょうえん)・松篁(しょうこう) ―美人画と花鳥画の世界―』 〜2022年4月17日(日) 山種美術館(広尾)、 『近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園・松篁・淳之(あつし) 三代展』 ~2022年3月13日(日) 東京富士美術館(八王子) をご紹介いたします。 まずは 山種美術館(広