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台湾三人旅【2日目】

九份へ

昨夜〜早朝にかけて、同室のグループの話し声やトイレに行く音で何度が目が覚めてしまい、あまり熟睡できませんでした😅
部屋内にトイレとシャワーが併設されてるため、どうしても音が響きます💦

やはり母も眠れていなかったようなのですが、初めてのゲストハウス体験ということで元々の期待値が低かったせいもあるのか、
「気は遣うけど、穴蔵みたいで面白い!」と、良い印象を持ったようでした☺️笑

Mさんは別の部屋のドミトリーで、うるさい人もいなかったし、耳栓をして寝たので大丈夫だったらしいです。

ドミトリーは、その時の同室メンバーによって居心地が良くなるか悪くなるか変わります…が、基本的にグループより一人旅みたいな人が多い(私の経験上は)ので、話し声がうるさいということはあまりない気がします🤔

近くのコンビニで食べ物を買ってラウンジで朝食を済ませた後、8時前に宿のロビーに集合し、台北駅へ向かいます。

今日は、九份→十份と観光をする予定です。
この2箇所を1日で周る場合、一般的には十份→九份というルートで行く人の方が多そうな感じではあったのですが、夜景が有名な九份は午後以降は混雑するという話を聞いていたので、人の少ない午前中のうちに九份から行ってしまおう!と思ったのでした☺️

駅の電光掲示板

水を買ったりトイレに行ったりした後(台北駅はトイレに紙を流せた)、改札口に向かいます。駅内は日本並みに案内表示がされているので、全く迷うことはありませんでした😂
…改札の悠遊カードをかざす場所には一瞬戸惑ったかな?

駅のホームも、「あれ、ここ日本だっけ?」と錯覚するくらいに日本と同じような作りになっています。
けど、車椅子の人が並ぶ用のレーンが設けてあったりもして、日本より進んでるなと思いました。

電車がホームに入ってくると、駅員さんが大声で怒鳴り散らしていたのも面白かった😂(多分、危ないから線を出ないで!みたいなことを言っていたのだと思う)笑

台北駅から瑞芳駅というところまで、50分くらい電車に乗ります。

車内にはそれなりに人がいて喋っている人もいたのですが、とても静かでした。台湾の人たちは(他のアジア圏の人たちと比べると)大人しくて、あまり大声で喋る人はいないのかな?という印象を受けます。何か日本人に近いというか…🤔
でも、日本人よりは顔が生き生きしてて、生命力みたいなものを感じますね😳笑

瑞芳駅に着きました
駅舎

私と母はスムーズに改札を出たものの、Mさんが足止めを食らっています…。
どうやら、台北駅で改札を通る際、悠遊カードのタッチがうまくできていなかったようです💦
Mさんはちょっと混乱している様子だったので、改札の外から「駅員さんに台北駅から(来た)って伝えて!」と声をかけます。

改札内はまだ人が多くざわついていたため、はっきりとは状況が確認できなかったのですが、しばらくすると、現金で支払いをして通ることができたようでした。
改札から出てきたMさんは、少し疲れた顔をしていました😅

一呼吸ついてから、九份老街行きのバス停に向かいます。
“バス停まで300m”という案内が書いてあり、とても親切です😊

今回は時間が取れそうになかったためパスしたのですが、瑞芳駅周りもすごく雰囲気が良くて、次回来る時はゆっくり時間をかけてうろうろしてみたいなと思いました✨

適度に緑のある郊外の静かな街並み🍀
天気もいいし、すごく落ち着きます😌
台北のような都会より、こういうところの方が好きです😊

バス停はとても分かりやすい場所にありました。

ここで本当に合っているのか確認しようと張り出された路線図を眺めていると、地元民っぽいお兄さんに「どこに行きたいの?」と英語で話しかけられます。
三人組だったし、観光客だということが丸分かりだったのでしょうね😆笑

九份に行きたいということを伝えると、その時丁度やってきたバスを指差して
「これが九份にいくバスだよ」と教えてくれました。ありがたや🤭

ちなみに台湾のバスは、手を挙げておかないと止まってくれない(乗せてもらえない)そうです!

バスはドアが閉まると同時に走り出します。

母とMさんはすぐに後ろの方の席に座りにいきましたが、私は目的のバス停を見逃して降りれなかったらいけないと思い、出入り口の近くに立っておくことにしました(二人とも、ほとんど私の案内に頼りきっています…😱💦)。

バスは結構飛ばした運転ではあったけど、ジェットコースターみたいで何だか楽しいです🤭
体幹が鍛えられそう笑

10分ほどバスに揺られた後、九份老街の入り口に到着。
山の上の田舎の景色に落ち着きます✨

九份老街入り口

まだ10時前ということもあり、観光客はまばらです。
お店も、今さっき開店準備を始めたばかりという感じ。

Mさんはさっそく、開いているお店でタピオカミルクティーやお餅を買って食べていました。
お餅を少し分けてもらいましたが、ものすごく柔らかい皮にあんこが入ったもので美味しいです🥰

お餅屋さん
修学旅行か遠足で来ているっぽい小学生たち

キョロキョロしながら道を歩いていると、少し強引なお茶屋さんの客引きに捕まってしまいました😅
試飲をさせてもらったら美味しかったので、お土産に茶葉を買っていくことにします。
やはりお値段は高めでしたが💦

どうでもいい話ですけど、私はお茶全般が大好きです💕笑
コーヒーよりお茶が好き😊

細い路地に入る道がたくさんあって気にはなったものの、とりあえず上へ上へと登っていくことにしました。
足腰の弱いお年寄りとかはちょっときついかもしれないですね💦

1番上まで行くと、そこは小学校になっていました!

テーマパークの入り口みたい

派手派手なお寺の屋根も見えます。
Mさんと母は、このお寺の屋根を背景に記念写真を撮っていました😊

外国のお寺というのはどうしてこう派手なのか😳

ここは高台なので、山の斜面に立つ家々がよく見渡せます。
何か、長崎っぽい景色です😊

一通り見てまわったら、元来た道を下っていきます。
お客さんが少なそうだったので、阿妹茶楼というお茶屋さんに入ってみることにしました☺️

外の展望席に通されます。

めっちゃ景色いい!✨

お茶セットを三人分注文。
日本人もよく来る有名なお店らしく、店員さんは日本語でお茶の淹れ方を説明してくれました。
でも、手順が複雑すぎてよく分かりませんでした😆笑

お茶菓子

お茶(飲み放題)が本当に美味しくて、景色も居心地もよく…
結局ここに2時間くらい滞在しました😌
話題は殆どMさんの日々の愚痴だったけど笑

ゆっくりしていたら、あっという間に時間が過ぎ去っていきます…。

お店を出て足早にまた道を歩き周り、昼食を食べて(鶏の薬膳スープ麺みたいなのにしましたが、私のだけ出てくるまでに時間かかったし、味も苦くてあんまり食べられなかった…)、バス停に戻ります。

洞窟の入り口みたいになってるけど、
奥までいくとカフェ?だった

九份は”千と千尋の神隠し”のモデル?と言われる街で、夜景の方が有名だろうと思います。
人は多いのかもしれませんが、次回来ることがあったら、やっぱり夕方〜夜の風景も見てみたいですね😊

バスで瑞芳駅に戻り、今度は電車で十份に向かいます!

十份へ

十份へ向かう電車内は、観光客っぽい人たちばかりでした。
特に、カップル率が高い気がします😲

十份へ行くには平渓線という路線の電車に乗る必要があるのですが、この路線は1時間に一本くらいの便しかないので、帰りの電車の時間を考えながら観光しなくてはいけませんでした。

滞在時間は約2時間ほどになりそうです。
サクサク見てまわらないと、あまり余裕はないかもしれません…。

30分ほどで十份駅に着きました。
電車の乗客のほとんどが、ここで降りて行きます。

十份も、自然が多くてとても雰囲気の良い場所でした😊
そして、猫や鳥など、野生?の動物も多いようです🐱

ホームに猫がいて、みんな写真を撮ってました笑

駅には行き違いの車両が待機していたので、これが今から街中を通って行くのでは…と思い、ひとまず屋台の並ぶ通りの方へ歩いていってみることにしました。

結果予想通りで、普段はランタン上げのために観光客がうろうろしているのであろう線路の上を電車が走っていく様子を見ることができました!😊

迫力ある!

それから近くの吊り橋を往復して、”十份瀑布”という、台湾のナイアガラなんて言われている滝の方へ歩いてみることにしました。

駅の近くにある吊り橋

台湾についたばかりの時は「あんたと逸れたら困るけんね」とずっと私の後ろを付いてきていた母が、この頃からは逆に先頭に立って歩くようになっていました😂笑
どうも慣れてきて、日本にいる時と同じような感覚になってきたようです…。道が分かるわけでもないのに、野生の勘?でマイペースにどんどん歩いていってしまうので、「もう、任せてついて行こうかな…🙄」とちょっと思いました笑

十份瀑布に向かう途中にあるランタンのオブジェ

十份瀑布までは歩いて片道30分ほどの道のり。

私と母はわりと歩き慣れているので大丈夫だったのですが、普段は車移動をすることが多いMさんはかなりキツそうな様子で、口数が少なくなっていましたね…💦

しばらくすると、進行方向(瀑布側)から台湾人の観光客らしき人がこちらに向かって歩いてきて、中国語で話しかけられました。

何と言っているのかは分からなかったけど、”シーフェンラオジェ”という単語が聞こえた気がしたので、雰囲気からしてもおそらく「十份老街はこっちで合ってますか?」的なことかなと思い、来た道を指差しておきました😅
「謝謝」と返ってきたので、多分合っていたと思います…(そうであってくれ🥺)!

また吊り橋があった
何で馬?かは分からなかったけど、小さくて可愛い

十份瀑布の周りは公園になっていて、それなりに人もたくさんいました。

屋台なんかも出ていて、ゆっくりするのには良さそうな場所だったのですが、”公園の最終入場時間は16時30分です”という掲示がしてあったうえ(現在16時20分くらい)、帰りは17時30分頃の電車には乗ろうと考えていたので、滝をちょこっと見ていくくらいの時間しかありませんでした…😭

十份瀑布。
水量は凄いけど、ナイアガラは言い過ぎかな笑

片道30分の道をまた歩いて戻ります。
途中、野良犬なのか飼い犬なのか?道路で立ち往生している犬がいて、車に轢かれないか心配になりました💦

途中の道

十份老街に戻ってくると、せっかくここまで来たし…ということでランタンをあげてみることに。

こんな感じでみんなランタンあげてる

近くにいたお店のおじさんから赤いランタンを一つ買って、三人でそれぞれ文字を書き込み、火をつけました。
おじさんはランタンをあげる様子を動画に撮ってくれたよ😊

すぐ飛んでいっちゃった

観光客みんなランタンあげてるけど、これ後で片付けどうするんだろう…なんて思っていたのですが、燃え残って落ちた燃料部分は、近くに住む人たちが拾ってお店に返しにいくそうです。
どうも、返しにいくとお金がもらえるらしい🤔

そんなこんなで帰りの電車の時間が来てしまったので、駅に戻りました。
中々ハードなスケジュールでした…もうちょっとゆっくり時間を取れば良かったな😂

饒河街観光夜市へ

瑞芳駅を経由して台北方面へ戻ります。

十份からの帰りの電車はとても混んでいて、1時間と少しの間、ずっと立ちっぱなしの状態でした。私でもさすがにきつかったので、他の二人は尚更だったのではないかと思います…😣💦

母やMさんと車内で喋っていると、近くにいた派手な服装の台湾人のおばちゃんに、日本語で話しかけられました。
おばちゃんは東京に住んでいたことがあるとのことで、日本語がペラペラです😳
私たちが喋っているのを聞いて、懐かしくなって話しかけたくなったのかもしれませんね😌

おばちゃんは、日本が好きなこと、日本の果物は美味しいこと、台湾人は日本語を喋れる人が多いこと…などなど、色々話してくれました☺️
ちなみに、おばちゃんの隣にいた連れの男性も川崎に行ったことがあるとのことでした(この人は日本語が分からなかったので、おばちゃんが通訳していた)。

電車内で長時間立ったまま過ごすのは疲れましたが、たまたますぐ近くに日本語の喋れる台湾の人がいて、こうして交流ができたのは嬉しかったです🤭

松山駅のクジラ?

おばちゃん達と別れた後、夕食も兼ねて台北の一つ手前の駅、松山駅の夜市に行ってみることにしました。
饒河街観光夜市というところで、かなり有名らしい😲

海外からの観光客も多いようで、昨日行った寧夏夜市よりも賑わっていました。

夜市の前にこれまた派手なお寺がある

夜市の入り口に行列ができていたので、ひとまずそこに並んでみることにしました。
どうやら”胡椒餅”という名前の食べ物を売っている様子…。
意外と回転は早くて、すぐに自分たちの番が来ます。とりあえず一人一個ずつ購入。

座れる場所が見当たらなかったので、夜市の屋台街から少し離れた道に出て、立ったまま食べました。

胡椒餅は、餅というよりも肉まんの具をナンで包んで焼いたような食べ物でした。
食べやすくて美味しかったです✨

それから、エリンギ揚げや小籠包など、気になったものを適当に買って食べました。

フルーツ屋台では、釈迦頭?アテモヤ?という果物(電車で会ったおばちゃんにオススメされたやつ)を初めて買って食べてみたのですが、これがものすごい甘くて美味しい🥰✨
表現が難しいけど…桃とマンゴー、梨を混ぜたような味です😆笑

そんなこんなで、海外旅行では珍しく、かなりたくさん食べました。
一人旅だったらこんなに食べることはなかったでしょう笑
でも、油物ばかり食べていたせいか、胃もたれしてしまいました…😭

それから夜市を端まで歩いてみた後、整体院のようなところがあったので最後にそこに入ってみることにしました。

そこでは糸を使った産毛取り?みたいな不思議な施術をしている人もいましたね…どうやっているのか本当に謎です🤔
母だけ頭〜肩のマッサージをしてもらって、再び電車に乗り、台北の宿に戻りました。


今日は疲れてへとへとになりました😵笑

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