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今日という日

4月25日(木)

今日は尾崎豊さんの命日。

なぜ、このような日にわたしは発熱をしているのか。
まどろみの中昼過ぎに起き、なんだか気怠いなと思いながらも、からだは動き。
嫌な汗もかいていたし、寝苦しかったから、念のため、体温を測定すると、38度後半まで上がっていて。
こんなに発熱するなんて、いつぶりだろう。
おそらく、8年前のインフルの時以来か。
コロナやインフルかと調べるも、陰性。
ひとまず、食欲もないが、食べて、水分を摂り、薬を飲み、休む。
しっかりと汗をかき、起きたら、体温は37度前半まで下がっていたけど、夜にまた発熱するパターンだなと、気をつけないと。
今、仕事では夜勤ばかりをしていて、体調管理には気をつけていたが、油断したか。

尾崎豊さんのレコードをかけて休む午後。
なんだか、しんみりとした気分が増し、熱と彼の曲の間にまどろむ。
今も彼が生きていたなら、と大勢の方が思い、想像を膨らましているだろう。
いまだに本当に存在したひとなのか、と不思議に思うくらいだ。

今日は声も少し嗄れて、ハスキーな声色に近い。
ここで歌を歌ったならば、喉に負担はかかるが、気持ちは抑えきれず。
ここで、だいすきな、
『I LOVE YOU』を弾き語る。
彼への思いで、熱が吹き飛んでほしいなと思いながら。
一曲で終わる訳でもなく、調子にのり、『15の夜』も追加で。
悲しい背景があるけれど、『ダンスホール』もしみるな。
『僕が僕であるために』、『シェリー』も。
いつから、尾崎豊さんが好きになったのか、それすら覚えていないけれど、気がつけば、傍に彼の曲があり、そのどきどきの解釈をしながら、励まされ、明日を生きる力を受け取っている。

ああ、また熱が上がる。
今日はまどろみの中で、彼を思いながら眠ろう。

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