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2024/07/30"【SHElikes特別イベント】「自分の心を大切にするためのセルフケア講座」の学びと感想"


noteでの日々の記録
1日1日を大切に生きることを大切にしたくなったので、noteに残してみることにしました!
誰かに向けてというよりは、自分の記憶の記録と思い出のために。
いつか忘れてしまうかもしれない今日をありのまま綴ります。



働く人のメンタルヘルスをサポートする「Smart相談室」さんとSHElikesのコラボイベントに参加させていただいたので、学びをまとめます。

なぜメンタルヘルスについて知ることが大事なのか

メンタルヘルスについて知ることは、自分自身をより活かすために重要で、正しい知識を持つことで、自己理解が深まり、日常生活のストレスに対処できるようになる

WHOによるメンタルヘルスの定義
自身の可能性を認識し、日常のストレスに対処でき、生産的かつ有益な仕事ができ、さらに自分が所属するコミュニティに貢献できる健康な状態

健康な状態を維持する難しさ

時代や社会的な価値観の変化、選択肢の増加などがあり、
個々の事情、価値観を踏まえて自分らしい生き方や様々な両立を模索する必要がある。
また、模索した決断に対する他者の評価への不安も生じるため、同じ組織の中で人と上手く協調して生きていかないといけない。健康な状態を維持することは難しい。

メンタル不調によって起こる身体や心の反応


ストレスとは、物理の用語、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態。

以下のような反応が見られる。

  • 心理的反応: 不安、緊張、イライラ

  • 身体的反応: 胃痛、頭痛、動悸

  • 行動的反応: ミス、暴飲暴食、散財

人生における主なストレスの内容と強さ

ストレスの反応の出方は自分で選べない

・心の問題が密接に関連して起こる身体の病気(心身症)
・不安を中核とする心因性の病気
・脳の機能障害
・行動障害

ストレスは人生のスパイス

生理学者のセリエさん曰く、適度の"ストレスは人生のスパイス"
ちょうど良い感じの目標だと活力になる
適正がわかりにくいからこそ、自分のことを知る必要がある

メンタル不調が起こりがちな職場環境や人間関係

・仕事の量の問題
業務量が多い、サービス残業が当たり前

・仕事の質の問題
高度な知識や技術を要する、危険を伴う、簡単すぎる

・仕事の裁量性の問題
予定を組めない、組んでいても無駄になる、自分の判断でできない

・対人関係の問題

メンタル不調に陥らないために

働く人の義務として、"セルフケア"をする。
厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に示された4つのケアのひとつがセルフケア。

1. セルフケア:ストレスに対して理解を深め個人的に対処する
2.ラインケア:管理監督者が行う職場環境の改善や相談対応等
3.事業場内産業保健スタッフによるケア:メンタルケアの啓発・周知
4.事業場外産業保健スタッフによるケア:外部の専門機関の対応

厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」

どんなストレスに弱いのか、自分のことを理解して知識を持ってケアしていく。

自分のことは自分が一番わかる

メンタル不全は目に見えないので気づきにくく、身体の健康よりも軽視しがち。
ストレス源もストレス反応も個人差がある。ストレスに対する受け止め方も個人差がある。

日本の場合、コミュニティの中で上手くやろうという集団主義の思想があり、自分だけではないというカルチャーもある。

実践したいセルフケア

・ストレス要因に対する対処

克服する、情報を収集する、味方をつける、回避する

・ストレス反応を起こさせる自分の考え方に対する対処

自分の考え方のくせに気づく、別の考え方を取り入れる

・サポートを得られるようにする

SOSの出し方(誰に、どんな風に、ギリギリまで出せない、出せたSOSを受け取ってもらえないとショック、崖から20m手前で出す)、アサーティブコミュニケーションを身につける(自分の人権を守った上で、相手を守る)

・ストレス反応に対する対処

気分転換やリラクゼーションなど(実現可能性、即効性など多様に)

Q&Aでのポイントメモ

・安心できる相手に話す
自分の思いや悩みを安心して話せる相手を見つけることで、心の中に溜まっているものを減らせる。カウンセラーや心に余裕がある方に話す。相手が理解してくれると、ひとりじゃないと感じ、元気が出てくる。

カウンセリングの場は心の掃除、お手洗いの場。安心できるところで、怒りや愚痴を吐き出すことが大切。カウンセラーに話せない場合は、書くことで外へ出していくことも効果的。

ちゃんと自分の感情を出せない時に涙が出てくる。出せてない思いが溜まっている。流していいところで流し切る。

・反応の原因を探る
自分が何に対してどのような反応を示すのか、その要因や考え方の癖を詳しく知ることで、回避や対処が可能になる。自分以外のリソースやカウンセラーを利用して自己理解を深める。

・完璧を目指さない
腹八分目の考え方を持ち、環境を変えることでストレスを軽減できる。クリエイティブ業界では妥協が許されないことがすこなからずあるため、自分を守れる範囲で労働環境を調整する。

・不安の理解と対策
不安はリスクマネジメントの一部。未来のことは予測が難しいが、ポジティブに捉えることで心のバランスを保つことができる。未来のことは5:5ではなく、良いことを6:4くらいで捉えてポジティブを意識by河合隼雄先生

・怒りのコントロール
怒りは二次感情であり、その背後には悲しみや期待があります。怒りの奥にある感情を分解し、何を求めているのかを理解することで、怒りのコントロールができます。

カウンセラー選びのポイント
自分に合ったカウンセラーを見つけるために、複数のカウンセラーを試すことも重要。直感や経歴などを参考にし、自分が話しやすい相手を選ぶ。写真や経歴の書き方で、話せそうだな気遣いのある方は同じ方にと思われるかと思うが、どうぞカウンセラーショッピングしてね、また来ますって言いながら別に行っても良いので、わがままに選ぶ。

・NOの伝え方とアサーション
NOと伝えて嫌な思いを相手がしたとしても、それは相手の問題。自分の考えや感情を大切にし、相手の反応は相手に委ねる。アサーションを使って、自分の意見をしっかり伝える。

・気持ちのケア
急いで良くなろうとせず、ゆっくりと根っこを張るように、自分のペースで進めることが大切。焦らず、変化を待つことが近道となる場合もある。

・ゲシュタルトの祈り
いつ終わるか分からない人生、後悔しないように生きる
手帳に留めておく

#セルフケアを学ぼう   #シーライクス


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