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アウトプット大全

・インプット:「読む」「聞く」

・アウトプット:「話す」「書く」「行動する」

・フィードバック:「見直し」「反省」「改善」「方向修正」「微調整」「原因究明」

・インプットだけでは、自分や自分の周りには変化や影響を与えることができない。アウトプットをして、初めて変化や影響を与えることができる。

・なぜ、アウトプットをすべきかというのは、記憶に残り、知識が身につくためである。記憶には意味記憶と運動性記憶の2種類があり、意味記憶はインプット、運動性記憶はアウトプットでの記憶したことを指す。運動性記憶は体を使って覚えるというため、一度記憶するという忘れにくいという特徴がある。(自転車の例)

・アウトプットは2週間に2~3回するのが良い。脳は何度も使う情報を重要な情報であると認識し、長期記憶として、残りやすくなるためである。

・アウトプットとインプットの比率は7:3が理想的。人物名を覚え、暗唱する実験で、覚える時間(インプット)を3~4割、練習する時間(アウトプット)を6~7割にしたグループが最もよい成績を収めた。インプットより、アウトプットに力を注いだほうが、情報の記憶ができ、成長できるということである。

・しかし、ただアウトプットをすればよいというわけではない。アウトプットをして、次のインプットを行う前に、フィードバックの過程を踏む必要がある。テストで間違ったところがあれば、なぜ間違ったかを原因を調べる。こうすることで、弱点が克服されていき、次のテストで良い点数を取ること(成長)ができる。フィードバックをしなければ、前の自分のまま、成長はせず、堂々巡りになるだけである。私としては、このフィールドバックの部分をこの本を通じて、学びたいと思っている。

・アウトプットの最も簡単な方法は「話す」ことである。読んだこと、聞いたこと、体験したことを第三者へ話すことで、より記憶に定着するよう。その際は、自分の意見も添えるよう心掛ける。話に自分らしさを盛り込む子で価値を高め、他の人が耳を傾けやすくなる。

・「ザイオンス効果」:雑談は「長さ」より「回数」の方が重要である。接触回数が増えると、人の好感度は増すため、とりあえず、話しかけてみることが大切である。これはビジネスでも使えると思うので、苦手な取引先の人に試してみようと思う。

・「返報性の法則」:親切にされた場合、「その親切をお返ししないといけない」という気持ちが沸き上がる心理。打算的な「ギブ&テイク」はやめて、「ギブ&ギブ」の精神で、相手と接すると、より良い見返りが返ってくる。本田圭介もオランダへ移籍したとき、「まずは自分が与え続けて、いつか大きいテイクができればいい」と語っていて、私自身のビジネスのモットーになっているので、自分のモットーが学術的に間違ってなかったと証明されていて嬉しい。

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