夏の短歌
夏は干ぬ 溶けた口紅薫る汗 私を貫く思い出の槍
伏線回収上手だね ロマンスのエンドロールに君の名が浮く
ねえあのさ、ジャムと写真は似ているね、ずっと変わらないものは嘘だよ。
私はね、生の果実が好きなんだ すぐ腐るでしょ?そういうことよ。
あなたはさ、すぐに写真を撮るでしょう?だから、ほんとに、そういうとこよ。
花火とか絵とか空とか撮ってもさ、全部取っとけるわけないでしょ。
メモリとかそういう話じゃないんだよ。ほんとに情緒のない男だね。
わからないならこの話はもう終わり。あとはひとりで考えてれば?
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