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執筆ジャンル、どう選ぶ?


新しく執筆分野を開拓しようかと考えています。ただ実経験のある分野で書きたい分野がなく、新しく勉強することも検討しています。
※実経験=その分野での勤務経験や商品購入
実経験がない分野を書くのは無謀だと思いますか?また執筆分野を開拓する場合、どのように決めるべきだと思われますか?


執筆ジャンルの選定、悩みますよね。ただ非常に大事で、これによって単価や仕事量、内容もがらりと変わる部分があるように思います。ご自身の状況に近いものを参考にいただければ…。

①自身の問題意識・原体験に従う

これはもう、ダイレクトで「興味のあることを追いかける」というものです。「実経験があるジャンル」とも言い換えられるので、今回のご質問者さんには当てはまらないかもしれないですね。。当事者意識をもって書けるジャンルに出会えることはアドバンテージですが、一方で「当事者性」が必ずしもプラスに働くことばかりではないので、そこまで引け目を感じる必要もないかな、とは思います。

②市場ニーズ(読者ニーズ)から決める

ここからが質問者さんのニーズに近いのですが、ご自身に強い「これで書きたい!」というジャンルがないようであれば、市場(読者)ニーズから考えるというのが正攻法かなと思います。特に昔から言われているのは、マネー、健康(医療)、恋愛、ITなどの領域は常に悩んでいる人がいるので情報の需要が一定数ある上、情報のアップデートもあるので、仕事につながりやすいという特性があったりするので、そういうニーズを見てジャンルを決めるのも一手です(恋愛については、前ほど稼げていないような気もしますが)。

ただ、市場ニーズが高いということは、それだけほかの人も狙いたがる領域だったりもするので、その中で強みが構築できるかというのは一つポイントになるかと思います。

③勝てそうな領域を見つける

①と②の合わせ技ですが、ご自身の得意分野の中で、市場ニーズが高い領域を見定めるという方法です。②と重なるところもありますが、

・自分の属性軸での強みとの相性が良い
 ー性別/年代/居住地域/経歴/家族構成などゆえに深く切り込めるテーマもあるので、そこを狙う

・得意な作業内容との相性が良い
 ーインタビュー/調査/企画出しなど、ジャンルごとに制作手法にも微妙に違いがあったりするので、ご自身が得意とする作業が生きやすいジャンルを選ぶ

などなどでしょうか。「やってみないとわからない」という部分もあるので最初は手広く受けてみるのもありだとは思いますが、ジャンルを絞ると制作効率も上がっていくので、照準を定められるとよいのかな?とは思います。ご参考になれば!

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