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ECAMシリーズでの手動抽出ユニット移動

ECAMシリーズで抽出ユニットが上がったきりでリセットでもユニットが定位置に戻らない場合には、手動による移動を延々と行わなければなりません。

偶然そのような手動移動をせざるを得ない分解作業がありましたので、その顛末

1)ESAMシリーズと違い底パネルを外す方法は選択できない
2)側面からのアプローチでは『力』が入らない
3)抽出ユニットレールの基盤など付属物とボイラーを外す
4)次の写真のように手元が広くなった状態にしてゴムベルト部分を手前に引っ張る方向で回す

『力』が入らない場合には反対側のレール軸側にも指を使って両手でゴムベルトを動かす。

なお、手を汚さずリセット信号のみで定位置に戻すのが王道ですので、それが何らかの理由で有効でない場合に挑戦してください。