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私とフルート

中学時代、
私は吹奏楽部に所属していた。
小学2年生~6年生までの
5年間だけ、ピアノを習わせて
もらったこともあり、
楽器を奏でる事が大好きだったから。
1年生は最初はクラリネットからのスタート。
音が出るのが楽しくて仕方なかった。一通り簡単な曲を吹けるようになってしばらくしてから、正式な配属の発表があり、
私はフルートとピッコロに
決まった。仲の良い友達は
そのままクラリネットに…。
フルートもクラリネットも
木管楽器♪♪
一緒に頑張ろうと誓い合った。

野球応援の曲、
中総体の応援曲、
校歌、コンクールの課題曲、
自由曲、文化祭のステージ発表の曲🎶
たくさんたくさん
練習した。
学校のフルートを
許可を得て家に持ち帰り
毎日練習していた。

そんなある日、
父が「フルートって高いのか?」と聞いてきた。
「わかんない」と答えたら
「安いのでいいなら
買ってやるから頑張れ!」と。
フルートを買ってくれたのだ。
嬉しくて嬉しくて
私はさらに練習を頑張った。

このフルートは
中学時代の思い出が詰まった宝物。楽譜も当時使っていたままで大切にしまっていた。
久しぶりにホルダーを
開いてみたら
無性にフルートを吹きたくなって、小さな音で吹いてみた。
指が覚えてる。
だって、あれだけ毎日練習していたんだもの。
今の環境では、
家で普通に吹くことも
叶わないけど
いつか、状況が整ったら
思い切り吹いてみたい。

娘も、中学、高校、6年間
吹奏楽部だったが
顧問の先生に
腕が長い という理由で(笑)
トロンボーンに配属されたのだ。私のフルートを譲る、
という夢は叶わなかったが、
6年間、部長を務めながら
彼女は精一杯頑張っていた。
だから、コンクールや文化祭、
定期演奏会、野球応援さえも
娘の演奏を見に(聴きに)
家族で追っかけをした。

それもまた
いい思い出である。

フルートから始まった
吹奏楽の思い出を
ちょっと振り返ってみました。

読んでくださり
ありがとうございました🙇‍♂️

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