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基礎疾患

最近毎日のように耳にする言葉「基礎疾患」

基礎疾患って何?と思ってはいたのですが、自分には無いと思って、特に気にせずワクチン接種をしました。

ところが昨日のニュースで「リウマチ」患者さんがインタビューで基礎疾患があるのでと仰っていて、「えっ、リウマチって基礎疾患なの?」と夫に尋ねると「そうに決まってるじゃん」と言われました…

慢性の呼吸器の病気
慢性の心臓病(高血圧を含む。)
慢性の腎臓病
慢性の肝臓病(肝硬変等)
インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)
ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
染色体異常
重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
睡眠時無呼吸症候群
重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)

私「リウマチ」グレーゾーンなんですけど。もちろん夫も知っています。

グレーゾーンという言葉もちょっと違うような。10年ほど前、猛烈な足の痛みに襲われ受診しました。その際、リウマチの疑い有りだったのですが、骨の変形などは無く、疑いのまま治療を進めました。ステロイド治療やリウマトレックスの服用もしていました。

メトトレキサート
(薬の名前はリウマトレックス、メトレート、メトトレキサート)
この薬は関節リウマチの薬剤で中心的役割を果たしており、10 人に3〜4人の方は症状がまったくなくなり関節破壊が進行しなくなります。メトトレキサートは免疫を抑えてリウマチを良くする薬ですので、感染症を悪化させます。

この薬のお陰で、症状がまったくなくなり関節破壊が進行しなくなりました。そこで治療は終了し、寛解しました。完治と言えるかもしれませんが、時々痛みが出るので、完治では無いのかな?

寛解とは、病気の症状がほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態をいいます。関節リウマチの寛解、つまり治療目標には、次の3つがあります。臨床的寛解:炎症と自覚症状および他覚症状の消失
構造的寛解:関節破壊の進行がほとんど止まること
機能的寛解:身体機能の維持
この3つの目標を達成できると、関節リウマチという病気にかかっていることをほぼ自覚せずに日常生活を送ることが可能です(抗リウマチ薬を服用しながらではありますが)。さらに、患者さんの中には抗リウマチ薬の服用を休止し、治癒したといえる状態(完治)にまでなる方もいるのです。

夫は知っていながら、なぜ私に忠告しなかったの?私は基礎疾患だと思っていなかったのに。「2回目接種の前にリウマチの再発が無いか調べてから接種した方がいいよね?」「薬を飲んでなければ大丈夫なのかな?」と急に色々不安になってきました。

皆さんも「基礎疾患無し」と思い込んでいるだけってこともあるかもしれません。是非、調べてみてくださいね。

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