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秦基博「水無月」

11月9・10日の2日間「Hata Motohiro 15th Anniversary LIVE」へ行ってきた

15年間を振り返る内容のライブに、自分のこの15年間も一緒に蘇った。

2日間共に歌われた「水無月」

2011年06月15日発売の約1か月前に宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートで行われたGREEN MIND 2011。当時主人は単身赴任中。12歳の娘と10歳の息子を引き連れ宮崎まで一泊二日で出掛けた。娘は赤ちゃんの時に飛行機に乗ったことはあったが、息子は初めて。小学生の二人を連れての旅行はドキドキだった。

この日は滅茶苦茶暑く、芝生の上にレジャーシートを敷いただけで、日陰も無い場所で長時間の場所取りと、ライブ。当時はソーシャルディスタンスなんてなかった頃。

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この写真の中に私の姿は有るが、子供たちの姿は無い。

密集した中で、子供たちは完全に熱中症。私の足元でグッタリしていた。反省してます(今頃)

それでもこの👇MVには自分たちの声が入っているんだと思うと、思わずライブ中に泣いてしまった。

帰宅後、子供たちに「水無月」のことを話すと、「肉巻きおにぎり食べたよね!」とか「寂れたボーリング場に寄ったよね。」とか思い出話に花が咲いた。大人になった娘には「お母さん一人でよく連れてったね!」と半ば呆れられたが…

「音楽ってさ、その曲を聞いただけで、その頃のことが全部蘇ってくるよね!」と息子に言ったら、「当然!だから音楽っていいんじゃん。」と言われ、改めて良い子に育ったなあと親バカ丸出し状態になった。

秦くんのライブは、とてもアットホームで温かい雰囲気。私の目の前の席には白髪のおばあちゃまがお一人でいらっしゃったが、お上品な佇まいで、それでも心の底から秦くんの歌声を楽しんで、拍手や手拍子をなさっていた。私もあんなおばあちゃんになりたいと思いながら帰宅した。この居心地のよい雰囲気が有るから15年間応援し続けられる。

秦くんにはこのままずっと、秦くんの音楽を伝え続けて欲しい。


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