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リトルビッグは絶対観るべし!ロシアが生んだ新世代のエンターテイナーだ!(オススメMV #68)

こんにちは、吉田です。
オススメMVを紹介する連載の68回目です。(連載のマガジンはこちら)

今ドはまりしているグループがあります。それは「リトル・ビッグ」。
といっても、多分皆さんの中でご存じの方は少ないのではないでしょうか。
通常のミュージシャンとはチョット(いや、だいぶ)違うアーティストですが、確実に彼らの中毒患者は世界中で増え続けています。

では、さっそく私がドはまりしているMVを観てください。
リトル・ビッグの「SKIBIDI」です。どうぞ!

ワケがわからないのですが、最初から最後まで目がクギヅケです。
色々な要素がてんこ盛りにもかかわらず、違和感が全くありません。

「リトル・ビッグ」(Little Big)は、2013年に結成されたロシアのグループですが、結成といってもレコードデビューしたとか楽曲をリリースしたとかではなく、いきなりネットでMVを配信したという今時のグループです。
音楽的なジャンルは私もわからないのですが、ノリが良い楽曲に面白い映像を組み合わせたMVが活動のメインで、この「SKIBIDI」のMVはYouTubeでなんと5.7億回(!!!)も再生されているとういから驚きです。

この「SKIBIDI」のMVを見てみると、どこかで見たことがあるシーンが多々ありますが(パクリ、いやオマージュですね!)、そんなことが全く気にならないのはノリの良さからなのか独自の世界観に完全に取り込んでいるからなのか、多分その両方なんでしょう。

ちなみに、この「SKIBIDI」には「SKIBIDI (Romantic Edition)」という別バージョンもあるのですが(こちらもオススメです!)、その別バージョンもオマージュ映像満載です。
オマージュと言えば、「SEX MACHINE」というMVは「もう、そのままやん!」と思わず口に出してしまうような映像満載ですので、ご興味のある方はぜひ見てみてください。

さて、2つ目は、これまたダンサブルな楽曲にオモシロ映像が組み合わされたオススメMVです。
リトル・ビッグの「HYPNODANCER」です。

「カジノでなんでUNOやねん!」と最初にツッコミを入れてしまいますが、そのあとはワケもわからず「リトルビッグワールド」に引き込まれてしまい、気が付いたらMVが終わっていた...という感じです。

しかし、リトル・ビッグの面々は役者としても十分通用するんじゃないかと思うほどMVでの演技が素晴らしく、顔の表情や体の使い方など「スゴイ...」とうなる場面も多々あります。
気が付いたら映画に出演していた...という日が近いのではないかと勝手に想像しています。

また、「映画」というキーワードでもうひとつ。
ビッグ・リトルのMVは、見ていて「インド映画っぽいな」と思わせられることが多いのですが、これは「楽しんでもらうためなら何でもするぞ!」という意識が根底にあるからではないかと思っています。
一度「インド映画」というのを頭に浮かべて観てもらえれば「なるほど...」と思ってもらえるかと思います。

さて、「HYPNODANCER」のMVがストーリー系でしたので、真逆の「ノリだけで突っ走る系」のMVで最後を締めくくりましょう。
リトル・ビッグの「TACOS」です。

「タコス」ネタだけでここまでやるか?という感じですね。
しかし、何事も徹底的にやりきることが大事、そう教えてくれるMVです。

リトル・ビッグは2013年のデビュー以降、毎年数本のMVをリリースしていますが、ほとんどがオススメというか楽しめるMVが多いので、ぜひひと通り観てみてください。
ただし、初期の作品はちょっとキワモノ的な内容が多いので要注意です。

最近はオリバー・ツリー(OLIVER TREE)とコラボした作品をリリースしていますが、今までのリトル・ビッグにはないカラーに仕上がっていて、オリバー・ツリーのプロデュース能力が本物であることが伺えます。
オリバー・ツリーの話になると終わらないので、続きはまた別の機会に...

今回はロシアが生んだ新世代のエンターテイナー・ミュージック・グループ「リトル・ビッグ」のオススメMVを3つお届けしました。
これからの活躍が楽しみなグループですので、皆さんも要注目でご覧ください。

ではまた次回。

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