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ZEN-LA-ROCKって何者だ?低音ボイスの不思議なラップが病みつきだ(オススメMV #42)

こんにちは、吉田です。
オススメMVを紹介する連載の42回目です。(連載のマガジンはこちら)

毎週アップしていましたが体調を崩し3週もお休みしてしまいました。
無事復活しましたので今週からは通常通り毎週アップさせていただきます。

さて、今回は特定アーティストの特集です。
その名も「ZEN-LA-ROCK」(ゼン・ラ・ロック)。
アーティストの紹介はあとに回すとして、まずはMVをご覧ください。

ZEN-LA-ROCKの「MIDNIGHT DELIVERY」です。

ヘンテコなMVですが、一度見ると病みつきになり何度も繰り返してみてしまう中毒性のあるMVです。
エフェクトが掛かりすぎの映像ですが、不思議とイヤな感じがせず最後までサラッと見てしまえます。
もちろん楽曲も素晴らしく、MVのヘンテコ感に惑わされてしまいますが、しっかりと作りこまれている楽曲があってこその中毒性であることが分かります。

ZEN-LA-ROCKは、MVで聴いていただいた通り日本のHIPHOPアーティストです。
低音ボイスが特徴ですが、それよりも作る楽曲のクオリティが高く、様々な要素を取り込み独自の世界観を作っている稀有なアーティストです。
いわば「サブカルHIPHOP」とでも言いましょうか。

MVで本人も出ていますが、風貌からチョット色物っぽい感じがするものの、楽曲自体はぜんぜん「イロモノ」ではなく、「ホンモノ」であることが分かります。

ZEN-LA-ROCKとの出会いはこの「MIDNIGHT DELIVERY」のMVなのですが、このMVを見た瞬間に「このアルバムを聴かねば!」と確信し、さらに「他の楽曲のMVは無いのか?」と音楽番組のエアチックにいそしむことになりました。

そこで見つけた2つめのMVが、次に紹介する「SOUND MAGIC」です。

このMVもいいですねー。
「MIDNIGHT DELIVERY」とはガラッと変わって映像のエフェクトが全くなく、ナチュラルテイストの映像で貫かれています。
楽曲も素晴らしく、「MIDNIGHT DELIVERY」との違いが楽曲にも出ていて、ZEN-LA-ROCKの多様性が見て取れます。

「MIDNIGHT DELIVERY」と「SOUND MAGIC」の両方とも2ndアルバムの「THE NIGHT OF ART」に収録されています。
ZEN-LA-ROCKではこの2ndアルバムもいいですが、4thアルバムの「HEVEN」もオススメです。

その4thアルバム「HEVEN」の発売記念のイベントが以前に渋谷のタワーレコードで開催されることになり、生のZEN-LA-ROCKと会うために「絶対くぞ!」と意気込んでいたのですが、用事が出来て行けなくなったことが未だに残念でなりません。
それ以降もご本人と会えていないのですが、また何かのイベントで出演されていたら会いに伺いたいと思っています。

少し話がそれますが、ZEN-LA-ROCKの名前の由来は、米国の同じくHIPHOPアーティストの「T La Rock」をリスペクトして名付けられたようです。
私的には本家のT La Rockより、ZEN-LA-ROCKの楽曲のほうが圧倒的に好みではあります。

さて、今回はZEN-LA-ROCKのオススメMVを2つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ZEN-LA-ROCKはもっとメジャーになっても良いアーティストと思っていますので、ぜひ皆さんも注目していてください。

ではまた次回に。

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