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展示レポート「第四回ピンぼけ写真選手権」

溜まりに溜まった展示レポート。
今回は、「第四回ピンぼけ写真選手権」です。
改めて、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。
そして、一緒に展示した出展者の皆さん、写真企画室ホトリのsaorinさん、お疲れ様でした。

その名の通り、ピンぼけ(ブレボケも含む)写真を集めた写真展。
面白そうと思って第一回から参加していて、早いもので今回で四回目。
四回目となるとさらにネタ(笑)も厳しくなってきました。
確かに、ピンぼけやブレの写真は相変わらず増えていくのですが、やはり、「それでもこの写真が好き」の部分が無いと自分自身で納得できないんですよね。
そんな中、今回展示した写真はこちら。

今までの傾向とは異なって落ち着いた川の波面の写真です。
ゆっくりとした波面って、AFが合いにくいんですよねぇ。
そして、シャッタースピードの設定も相まって、ピントが合っていないのか、それともスローシャッターで波がぶれてしまっているのか、よくわからなくなってしまいます。
で、撮ることは撮るのですが、大抵、HDDの肥やしになって埋もれていきます。
でも、この写真は、曖昧な感じを受け入れたくなるような雰囲気があり、そこが気に入って、今回の展示に出すことにしました。
タイトルは、「あいまいのまま」。
いつもはきっちりと撮る自分なのですが、ちょっとした気分の変化です。
この気分がのちのちのこなみんフェスの展示作品に繋がっていったと今となって思っていますが、その話は追々に。

と話は外れてしまいましたが、展示はこんな感じで。
一回目から、同じ大きさの額とプリント・サイズ(ほぼ2Lサイズ)で出しています。
ピンぼけ写真って解像感がないので、大きくプリントしてしまうと間伸びしてしまいそうなのと、ピンぼけという粗のほうが目立ちやすくなってしまうのでは?と思って小さめにと思って、そのようにしてきました。
でも今回は、このくらいのサイズが見ていて気持ち良いかな、と判断です。特に根拠はありませんが、これも気分ってことで。

他の出展者の方々の作品もとても面白く、毎回、気づくことが多いです。
ご覧になった方にもピンぼけ写真楽しんでいただけたようです。
この写真展を観ると、ピンぼけ写真の概念が変わりますよ、本当。
告知のエントリーでも書きましたが、出す人にとっても、見る人にとっても”自分にとって写真とは何か?”を問われる写真展です。
次回も参加できるように、今から、ピンぼけ写真を撮っていきたいと思っていますw
と毎回書いている文章で締めたいと思いますw

【写真企画室ホトリ公募展:第四回ピンぼけ写真選手権】
・会場:写真企画室ホトリ
・期間:2023/10/1~10/9

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