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グレンモーレンジィのインタビューから怒涛の3連休…

 ウイスキーガロアやイヤーブック、そして横浜のベイウォークマーケット、福岡のジャパニーズウイスキーストーリーズ、WPの問題作成とスケジュールが立て込んでいて、息つく間もないほど忙しい日々を送っている。その間ミーティングも1日に4~5件入っていて、社内のミーティングができずじまいだ。

 10月6日の金曜日は午前中に神田のルイ・ヴィトン モエ ヘネシー ディアジオの本社に行き、グレンモーレンジィのビル・ラムズデンさんにインタビュー。これは『ウイスキーガロア』用で、今回はミズナラ樽フィニッシュの原酒を使ったテール・オブ・トーキョーについて伺った。ラムズデンさんに会うのは4年ぶり。コロナの間は会えなかったが、その間にもガロアでは2回ほどズームでインタビューはしていた。昨年はモーレンジィのライトハウスにも行っているので、その最新の話も聞きたかった。

 しかし、一番驚いたのはラムズデンさんの息子が現在アイラ島のラガヴーリン、カリラ、そしてポートエレン製麦の所長を務めているという話だった。そればかりか、娘さんは、エドリントングループのマッカランのブレンダーチームに入ったとのこと。親子それぞれがライバル会社(?)で働いていることになる。特にアイラは父がアードベッグ、息子が先の3蒸留所で、アイラの蒸留所の半分はラムズデン一家ということになる。娘さんも、将来はマッカランのウイスキーメーカーかもしれない…。

 金曜は帰って事務所でミーティングを2件。そして土曜の午前中ガロアの原稿を書いて、昼1時に横浜のベイウォークマーケットへ。みなとみらい駅から歩いていったが、快晴の気持ちのよい一日で、結局夕方6時すぎまでウイ文研ブースにいて、その後、京急蒲田駅近くのホテルにチェックイン。

 10月8日の日曜は朝5時に起きて、そのまま羽田へ行き、8時台の飛行機で福岡に飛ぶ。福岡は天気予報どおり雨で、フェスの会場までタクシーで行こうとタクシー待ちに並んだが、いっこうにタクシーは来ず。ようやくきたと思ったら、市内のあちこちが渋滞で、結局会場に着いたのは11時すぎ。すでにフェスは始まっており、すぐにウイ文研のブースへ。今回は私一人なので、ブースにはお手伝いとして主催者側のHさんに入ってもらった。すでに準備はしてあり、ボトルなどが売れていたようだが、私も加わり、途中12時半からのトークショーに出た時を除いて、ブースに立つことに…。

 結局フェスは4時に終了し、パッキングをした後、今度は地下鉄を乗り継いで空港へ。夜7時台の飛行機で再び羽田に戻り、もう一度、京急蒲田のホテルへ。もどったのが10時すぎで、そのまま12時すぎに就寝。9日の月曜は再び横浜に行くため朝7時前に起きたが、外は激しい雨。天気予報も終日の雨風を告げていて、気温も16℃と寒い。野外のブースに立つには雨と寒さ対策が必要なため、急遽、一度恵比寿にもどることを決め、9時前にホテルをチェックアウト。駅まで行く間と、恵比寿についてから仕事場までの道のりで、全身びしょぬれに。小さな折りたたみ傘では役に立たず、しかもキャリーバッグを持っているため最悪の状態に。かといってタクシーは、まったくつかまらない…。

 ということで仕事場に戻り、着替えをすますとガロアの校正、そしてWPの問題作り。11時すぎにスタッフのTさんから電話があり、主催者側から今日の出展は、おまかせすると言われたと。しかし私たちのブースの荷物のピックアップは夜9時となっていたため、完全に閉めるわけにもいかず、夕方5時までやることに。私は結局そういうことならば、とブースには行かないことに。体力的にも限界にきていたので、ありがたくスタッフの提案を受け入れ、校正作業を継続。夕方、雨が小降りになったところで一度ウイ文研のオフィスに行ったが、あとは仕事場で仕事をすることに。それにしても、ジェットコースターのような3連休だったと、しみじみと思う3日間だった。

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