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スペシャリストかジェネラリストか

こんにちは、(株)原田通機 代表の原田守です。

私の専門分野は情報通信の分野で、その中でも業務用の音声通話技術に特化しています。

10年くらい前から特に顕著になってきたのですが、お客様からのご相談が多岐にわたり、業務が様々な分野に波及するようになってきました。

そして、それと同時に自分は、
スペシャリストを目指すべきなのか、
ジェネラリストを目指すべきなのか。
進むべき方向に迷いが生じるようになりました。

そのような状況の中、私が感じたことをお話いたします。

1.視野が広がる。

お客様から本当にいろいろなご相談を受けます。電気工事・消雪設備の制御盤の修理・ホームページ制作・アルコールチェッカー・家電・事務所の引越し等、挙げたらきりがありません。

若い頃は、「ちょっと知識が不足する分野なので不安だな。」と感じることが多かったです。ストレスも強く感じ、「専門ではないです。」とお断りすることもありました。

自分は情報通信の専門家である、と言うプライドと言うか、変なバイアスがかかっていたと思います。

ただ、ここ数年は、専門外のご相談があると、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と感じます(笑)

なぜなら、知らないことに一歩踏み出すことの楽しさを知ってしまったからです。これはプライベートにおいてもしかりで、自分の興味の範囲外にたくさんの気付きがあります。45年間生きてきて、間違いなく断言できます。

2.専門分野を突き詰める。

いくら視野が広がるからと言って何でもかんでも手を出してしまい、情報通信の分野、特に音声通話の技術に関して遅れをとる事は許されません。今の技術では出来ないことが無いくらい、お客様のお仕事に合わせて設計が出来るようになっています。ビジネスフォンとスマートフォン連動も今では当たり前になっています。10年前には考えられなかったことです。

そして、何よりも音声通話の仕事をしていると楽しいです。楽しいがゆえに突き詰めたくなります。知らないことが無いくらいに。

3.迷い。

でも、迷いが生じ始めます。

「色々なことをやりすぎると、どっちつかずになるんじゃ。。。」
「二兎を追う者は一兎をも得ずって言うし。。。」

どんなに自分がスペシャリストだと思っていても、分からない技術もありますし、上には上がいます。比べるものではないのですが、業界には化け物みたいな知識と技術を持った人がたくさんいます。

4.まとめ。

悩みに悩んだ結果、

「二兎を追わない者は、この先絶対に二兎を得ることが出来ない。」

という結果になりました。

スペシャリストとジェネラリストの融合

を自分の最終進化形態と定め、日々精進いたします。
法人化して4期目がスタートしています。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

本日もご閲覧ありがとうございました。

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