西島衛

京都のバンド、ザ・シックスブリッツのボーカル。 京都のライブサーキット「いつまでも世界…

西島衛

京都のバンド、ザ・シックスブリッツのボーカル。 京都のライブサーキット「いつまでも世界は...」主催者。 京都寺町通りのカレー屋「寺町大丈夫」の主人。 大阪出身。

最近の記事

今年の「いつまでも世界は...」のお話

15年ほど「いつまでも世界は…」というライブサーキットを続けています。 たくさんの音楽家に出演していただき、たくさんのお客さんに遊びにきてもらい、たくさんの会場やスタッフさんにお世話になり、何人かにちゃんと真剣に怒られたりしながらなんとかやってきました。 コロナの時以外は一度も休んだこともないのですが、今年はお休みします。 理由は僕の身体の不調です。 足がね、もうね、たまにね、動かなくなるの。ここ2年ほどね。定期的に。 どうやら立ち仕事や今までの負担やらなんやらの積み重ねの

    • 等価交換

      明日はワンマン。 なのだけれども。 パソコンが壊れて修理に7万。 世の中全て等価交換である。 明日のステージは7万円分の奇跡が起こるのではないだろうか。 7万とワンマンがもう既に韻踏んでるし。 でもただただお風呂でNetflixを観まくった等価交換でパソコンが壊れただけなんだろう。 7万円で家の風呂をバスシアターに改造、ついでにパソコン機能付き。 ………安いかもしれない。 んあーん。

      • 2024.3.28ザ・シックスブリッツワンマン@「山脈」@nano

        nanoが20周年を迎えるにあたり、今年の周年月間はたくさんの音楽家がワンマンをしている。その一つとしてザ・シックスブリッツにもオファーをいただいた。 正直「ワンマン」というライブ形態に興味を失いかけていたタイミングだったので最初はお断りしようかと考えたりもした。何がしかの発見や発明はやはり他者との関係の中にある(要約:対バン企画が好き)と考えていた為である。 しかし「ワンマンをやらないか」とライブハウスからお誘いをいただけるなんてバンド冥利に尽きる。結局やる事にした。 で

        • 43歳になりました

          本日、不肖西島誕生日を迎えました。 どうぞ拍手喝采でお迎えください。43歳の西島が通ります。 足も悪くして、立派な年寄りです。皆さんより一足先に杖も購入しました。 京都にはつえ屋という杖専門一大チェーン店がございまして、わたくしそこの会員カードを持っております。 杖を肩に乗せて、軽快に自転車で元田中まで行き、杖をつきながら中華料理店をハシゴし、酒やカシューナッツを浴びるほど摂取したのは去年の楽しい思い出の中でも最たるものでありました。 付き合ってくれた後輩には杖つく様を笑われ

        今年の「いつまでも世界は...」のお話

          深く潜って、そのまま帰ってこんといたろか

          文章を書かなくなって随分経つ。書いてみたところで途中で「こんな事を書きたかった訳ではない」とか「言葉にしてみると大した事をただの一つも言っていない、つまらん」といった事をもう一人の自分が言ってくるものだから辞めてしまう様になった。 理由は今も分からない。でも今日は書いてみようと思っている。 僕が高校2年生の頃に僕のほぼ全てになって、その後20代後半まで呪いのように僕を掴んで離さなかったミッシェルガンエレファントのチバユウスケが亡くなった。 著名人や尊敬する人が死んでも僕は何

          深く潜って、そのまま帰ってこんといたろか

          2022年11月北海道ツアー

          一週間ほどの北海道のツアーが終了しました。 11/22早朝に家を出る。始発に近い時間の阪急電車は今から家に帰るのか、これからどこかに向かうのか、どちらか分からない人がたくさんだ。 僕も今から北海道に向かうのか帰っていくのか分からなくなる。 一度行って知り合ったあの人やあの人の顔を思い出すと、帰っていくような気分になるのは旅人の特権だ。いつかどこに行っても家族や友人がいるような人間になれるかもしれない。 そうなったら僕の人生は大したものだと思う。 なんて事を考えている

          2022年11月北海道ツアー

          アンティルモーニング

          「アンティルモーニング」 私の家は山より高く 私の家は石より硬く たくさんの料理も作れる ソファも使えばみんな寝れる 我らの嘘で固めた 上で世界がこじれてゆく 削り取られて 失った お前はうちに来ればいい そして酒を酌み交わそう そして朝まで眠らずいよう 靴も焼き切れて 傘も凍りつき 雷に打たれ 海でただ一人 それでも灯りは消さずにいるよ それでも煙は絶やさずいるよ 目も見えなくその光も 分からなくなっても 歌がある 遠いところで疲れ果てた お前はうちに来ればいい そ

          アンティルモーニング

          ノーユーノーミー

          わたしが持ってないもので世界は溢れてる わたしが歌えるもので世界は作られる 君を縛りつける鎖で夜を繋いで 君が登る首吊り台壊して椅子にしようよ ノーユーノーミー ノーユーノーミー わたしは君を知らない だから歌ってあげるよ その汽車は終点さ これから折り返すところ その舟も沈むとこ 幽霊船に乗り継ごう 居場所がないと泣いてるあの娘に伝えて あなたはこの世界のその外に生きてるだけさ ノーユーノーミー ノーユーノーミー 君はわたしを知らない だから踊ってみせてよ ノーユーノー

          ノーユーノーミー

          打ち上げ

          先日は磔磔にお越しいただいた皆さんありがとうございました。配信をご覧の方もありがとうございました。 配信のアーカイブは二週間残りますので今からでも観たいという方は是非。最近の中では最上位に位置するくらいの演奏ができたと自負しております。 配信アーカイブをツイキャスにて発売中 7/2まで購入&視聴可能 https://twitcasting.tv/kyoto_takutaku/shopcart/79688 そのダイジェスト映像を磔磔YouTubeチャンネルにて公開 ht

          打ち上げ

          6/18のライブについて

          久しぶりに文章を書きます。多分とても拙いですが、ご容赦を。少しずつ勘を取り戻せたら嬉しいとは思っています。 本日は次回のライブについて。 急に次のライブの事についてとやかく言い出して西島は、なんだ、客が来ないのか、可哀想に西島は。と心配してくださる方もいらっしゃるかもしれない。最近寝つきが悪くて次のライブのことをグルグル考えているので、文章にして整理したいと思った次第であります。 次回のライブは6/18金曜日、京都磔磔にて、リクオさんと村島洋一と僕のソロの3マンです。

          6/18のライブについて

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          文章を書かなくなって随分経ちます。正確に言うと年に一回は「いつまでも世界は...」というライブサーキットの開催宣言文を書いている。書いているのだけれども、あれは暑苦しい。我ながら暑苦しい。あの文章には暑苦しくある必要性があるのだけれども、それでもやはり暑苦しい。本当は飄々と世の中を莫迦にしくさって、それでも溢れ出る優しさでもってチヤホヤされたい。 なので、僕はもう一度文章を書くということに立ち返ってみようと思います。 最近は確実に歳をとったのであろう、「文句言い」になって

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