ブラトップ、それは諸刃の剣


こんにちは。
MaMorom.のMoです。

最近、Maが留学についての記事を書いてくれていて、
今回は私も少し留学のこぼれ話になります。

UNIQLOの大人気商品であるブラトップを留学先で9か月間使用していた
がために起こった現状をお伝えしたいと思います。


このMaの記事にありますように、私たちは9か月間ヨーロッパのアイルランドへ語学留学をしていました。
詳しく知りたい方はこちらもぜひ見てみてくださいね。

私は長期の留学はこのアイルランド留学が初めてだったので、出発前の荷物を準備をする段階でとても時間がかかりました。
どの季節も経験するから衣服もたくさんいるけど、帰りにお土産を持って帰ることを考えると、古い服を持って行って捨てて帰るくらいじゃないと行きより荷物が増えてしまうなあと考えていました。

そのため、衣服はもう何年も着ている捨てても問題ないものを持って行くことにしました。
当然、下着のパンツやブラジャーも同様にするつもりでした。
私の出発前の下着事情は、持っている下着のほとんどが半年以上前に購入したものばかりだったため、少しヘタッとしていたので捨てて帰ってもいいものばかりでした。
ブラジャーは全てワイヤー入り、サイズは下着売り場の店員さんに測ってもらったきちんとしたものでした。

私たちが通った語学学校は基本ホームステイをする学生ばかりで、私もその予定で申し込んでいました。
そのため、出発前に学校から私のステイ先の情報が送られてきました。
そこにはシングルマザーのホストマザーと高校生の娘さんと成人した息子さんが住んでいるという情報が書かれていました。

これを見たときに、そういえばお風呂が終わってから寝るまでの間の時間は何を着ればいいのだろうかと思いました。
お風呂上がりだからもちろん緩いパジャマや部屋着でいいとは思っていましたが、私は夜はノーブラ派で締め付けられた状態で寝るのは嫌でした。
しかし、成人した息子さんが同じ家に住んでいるとなると話は別です。

ノーブラのパジャマで男性がいる家の中をうろうろするのは、さすがに私も恥ずかしいですし違うだろうと思い、代替え案を考えることにしました。
そんな時に、思いついたのがUNIQLOのブラトップでした。

ブラトップならカップとキャミソールが一体になっているけれど、ワイヤーで締め付けられる感じもしないという、おさぼりブラでありながらナイトブラとしても着用できると思いました。
昼は以前から使用していた古くなってきたブラジャーを着て、夜はブラトップで朝を迎えよう!と、これが最善の策と自分の中で落ち着きました。
実際にブラトップは3着ほど新品を購入してから出発しました。

そしていざ私のステイ先に到着した日でした。
いざ着いてみると、学校が送ってくれた情報とは少し違って成人した息子さんはすでに自立していてステイ先にはいませんでした。
(ステイ先の情報が事前のと違うことはあるあるです)

息子さんはいませんでしたが、ホストマザーの友人であるゲイの男性が一緒に住んでいました。この方はとても綺麗なオネエさんという感じで、美容の話や恋バナなどですぐに打ち解けることができました。

結果的に私のステイ先にいたのは、ホストマザー、マザーの娘さん、オネエさん、ハウスメイトのインド人の女子2人とルームメイトのイタリア人の女の子でした。
着いてから思いましたが、私のステイ先はなんだか女子寮のような雰囲気で女子力にあふれる家庭でした。

ブラトップ持ってきたけど、必要なかったかなと最初は思いました。
しかし、やはりここは外国といったところでしょうか、夜でも急なお客さんや親戚の方が来たり娘さんの彼氏がよく泊まりに来たりと、夜に男性が家の中にいることが多々ありました。
そのため、お風呂上りは必ずブラトップを着て寝ていました。

何日か経つと、ブラトップがとても楽で着心地がいいことに気づき、それと同時に朝になって本来のブラジャーに付け替えることが面倒くさくなってきました。
そして、1度寝坊して学校に遅れそうになった日に、ブラトップを着たまま学校に行きました。
1日とても快適に過ごすことができ、ブラジャーに着替えなくてもいいじゃん!となりました。
それから、本来のブラジャーは1度も着ませんでした。

あまりにもブラトップが楽すぎて、帰国後も私はしばらく
着続けていました。
が、ぱっと鏡の前で自分の裸をよく見たときに、なんだか留学前より胸に元気がないように感じました。
肩ひもの調整できないブラトップだったので、9か月間の間に垂れてしまったのかもしれません。なんだか少し寂しい気持ちになりました。

自分の胸が好きというわけではないですが、やはり自分が女として生きていくのに欠かせないパーツではあるので、自分の中の女性モードが下がった気分でした。
それと同時に、早くブラジャーを着ないとという気持ちがこみ上げてきました。早く着ないと、女から遠ざかってしまうような感覚でした。

ブラジャーを着て1日着て過ごしていると、夜になれば家に帰っていち早く胸を締め付けるブラジャーから解放されたい!となりますが、ブラジャーを着た自分を見るたびに女でよかったと思えました。

ブラトップは今日はなんだかブラジャーを着たくないなと思う日や、休日に家でのんびり過ごす日なんかには最適で、すごく画期的で便利な商品であることに間違いありません。
しかし、そればかりに頼ってしまうと自分が女性であることを忘れてしまいそうになることもあります。
まさに諸刃の剣。


ただ、留学という特殊な場面では非常に便利な品物で、これから留学に行く方なんかはぜひ2枚ほど持っておくと安心かもしれません。
用法用量を守って使ってみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
MaMoroom.のMo

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