今更聞きにくい?!岩美町Free!聖地巡礼初心者向けポイント

このnoteは、Free!の聖地巡礼のために岩美町に行った筆者が自力で調べてもわかりにくかったことや行ってみて気付いたことをまとめたものです。

またこのnoteの内容は、
"鳥取砂丘コナン空港から公共交通機関で岩美に向かい、岩美町内をレンタルサイクルにて観光する人"向けの"補足"になります。
細かな行き方やルートを案内する記事ではなく、「これを知ってたらもっとこうしたなぁ」という内容をまとめたものになります。その為、あくまで自力である程度の下調べをしてる方なら解るくらいの説明の省きをしております。
目次から気になる項目に飛んで頂くと旅のちょい足し知識程度に参考になるかなと思います!


岩美のキャッシュレス決済普及率について

実は結構普及している

まず初めに、旅で1番気になるのはキャッシュレス決済普及率かと思います。
結論から言うと、思っていたより普及していた!です。
私は事前にXやその他でエゴサをしまくったのですが、観光協会やロマンさんはキャッシュレス対応というつぶやきを拝見していたのでまぁいけるだろう…の気持ちと念のために多めに現金は用意していたのですが実際行ってみたら思った以上に使える!
なにより2024年3月頃までは現金のみだったサンテックさんでもクレカ使えるではないか!!それなら観光協会で一気に買わないでサンテックさんでももっと買ったのに!となりました
聖地巡礼をした先人たちからよく出る【岩美町観光協会、サンテック、きなんせ岩美、マーティーズアイスクリーム、ロマン、あじろや、港カフェ】こちらはキャッシュレス決済対応です。

サンテックさんにて撮影したキャッシュレス決済一覧

ただ写真を見てもらってわかるように、交通系が使えないパターンが多い。町中の自販機も主に現金のみのものばかりです。
そしてなにより重要なのは

公共交通機関は現金のみ

私は鳥取空港から直通バスにて鳥取駅へ行き、そこから山陰本線で岩美駅へ向かいました。岩美町内はバスも利用しましたがどれも現金のみの対応です。

私は鳥取空港から空港連絡バスを利用して鳥取駅まで向かいましたが、こちらのバス券売機は交通系を利用して券を購入できました。ただこちらはタッチ決済とQR決済は利用できましたがクレジットカード決済は不可能なようでした。
鳥取駅から岩美駅へ向うJR山陰本線、岩美町内の100円バス、日交バスはすべて現金のみでの支払いです。(JRは駅の自動券売機にて切符購入できます。こちらも現金のみです。)
小銭はしっかり多めに持っていくことをオススメします!とくに日交バスを利用する場合は10円が多めにあると便利です。
またタクシーについてですが、今回私はタクシーを利用していないため明確な情報は書けませんが調べたところタクシーも現金のみの対応のような感じなのでやはり現金は必須かと思います。
私が行った時は常に1台はタクシーが停まっていました。


公共交通機関について(レンタルサイクル込み)

結構迷う?!電車バスの乗り方降り方

知らない土地の公共交通機関ってなんだか使うのが不安になりませんか?私はめちゃくちゃなります。
ここで私が実際に利用して気付いたところを何点か。




【山陰本線について】
2両編成のローカルなタイプです。ドア横に付いてる開くボタンを押さないとドアが開かないようになっています。また社内アナウンスでは後方車両のドアは開きませんと言っていました。
その為、利用する際はなるべく前方に乗ることをオススメします。購入した切符は、電車を降りて駅のホーム入り口辺りに切符を入れる箱があるのでそこに入れればOKです。


【町営バス(100円バス)について】
町営バスは全区間後払い式100円です。両替は可能のようでしたが、できるだけ小銭は用意して行きましょう。また浦富海岸や田後港方面行路線は問題ありませんが、小田線という別路線に関しては一部時間帯は予約運行となっています。利用する方は確認をしておくと安心です。
バスは10人ちょっとしか乗れないサイズのバスと、それより大きめのマイクロバスがありました。
私は38Lサイズの少し大きめのスーツケースを持っていったのですが、小さい方のワゴンバスだと荷物が大きすぎてとても邪魔になる!とくに買い物便は利用する方が多いので要注意です。

乗る際にとくに注意してほしいのが、この町営バスはめちゃくちゃコミュニティーなバスなので停留所のアナウンスが一切ありません。降りる場所がわからない場合は、乗る際に運転手さんに「〇〇には行きますか?」と聞いておくと降りる場所を教えてくださいます。
ちなみにサンテックさんの目の前の停留所は【浦富海岸口】たけそうさん前の停留所は【浦富海岸】です。
この2ヶ所は歩くとちょっと遠めなので注意です。


岩美駅前の町営バスの時刻表 2024 5月撮影

【日交バスについて】
こちらは一般的なバスと変わりない印象でした。こっちのバスは停留所のアナウンスありです。料金が細かくなるので10円玉必須です!
岩美駅以外から乗る時は整理券を取るのを忘れずに。
こちらのバスの鳥取駅行ならサンテックさん前の浦富海岸口でも停まります。

もしも良い時間に鳥取駅へ向かう電車がなかった場合は、この日交バスで鳥取駅まで向かう事が可能です。
こちらの鳥取駅行きは利用者も多いため荷物が邪魔にならないように注意です。
途中鳥取砂丘も通ります。

超快適レンタルサイクル

観光協会で貸し出しているレンタルサイクルが移動手段として個人的には1番おすすめです。
とくに初岩美なら、車移動よりもゆっくり風景を楽しめますし「ちょっと停まってここ見たい!」が気軽に出来るのも良いところだと思います。
台数はかなりある印象でしたが、土日はすぐに予約いっぱいになるそうなので早めに予約をしておくと良いかと思います。
電動自転車は1日1500円で私は1泊2日借り(3000円)をしました。
かごにはA3の痛バくらいは入れられそうです。ただ借りた直後はめちゃくちゃ大きい充電器も運ばないといけないので注意です。また自転車に乗る際にはヘルメットを着用する様にお願いをされます。

いざ観光へ!

移動手段についてお話したのでついに聖地巡礼についてのポイントです。

観光協会でアイテムをゲット

岩美に着いたらまずは観光協会へ。
観光協会で必ず【岩美ガイドマップ】【岩美町うまいもんMAP】を貰うことをオススメします!
とくにうまいもんMAPがあればご飯は絶対に困らないと思います。とてもありがたいことに書くお店のSNSや可能な支払い方法についても記載されています。
沢山のグッズやファンからのプレゼントの展示がされているのですが、そこに置いてある聖地のフォトアルバムをサラ〜っとでも見ておくのもオススメです!
私はこのアルバムのおかげで予想外の場所の聖地を見逃さずにすみました。

岩美駅

岩美駅にはかなり巡礼地が密集していると思います。
駅を出てロマンさんを正面にした右側には自転車置き場があります。
またロマンさんの目の前に100円バスの乗り場があります。
駅前や駅構内を見学・撮影したい場合は、他の利用者の方に配慮しながらまた車・電車に十分注意して行ってください。平日15時以降は学生さんの帰宅時間と重なってかなり駅舎が混雑していました。もし駅を撮影たしい!という方はお昼頃のほうが人が少ない印象でした。
記念に入場券を買うのもおすすめです!


れすとはうすロマンさん

お店のホームページで3日前から予約が出来ます。席のみ、オムライスセットとあるのでとくに休日に行く方は早めに予約をオススメします。もしオムライスに書いてほしい文字があれば当日口頭でお願いも出来ますが、予約の際に記載するのもいいかと思います。
キャッシュレス決済対応です。


焼き立てパンtwinkleさん

某とりのパンを販売しているパン屋さん。こちらで某とりのパンがほしい場合は必ず予約をしましょう。
Xもやってらっしゃるようなのですが、ここには急なお休みのときつぶやかれてたり、なかったり…とあるようなのでお休みを確認するためにも早めに予約をオススメします。ちなみに私は、Xを確認して油断していたら行く4日前に休業を知り食べられませんでした。絶対リベンジしたい!!


道の駅 きなんせ岩美さん

めちゃめちゃ広めな道の駅というよりほぼスーパーのようなきなんせ岩美さん。
岩美駅からはちょっぴり遠いです。バスを利用するのもありですが、次のバスまで時間を持て余すかなとは思うのでやはり電動自転車が良いかと思います。
バスの時は、道の駅に寄るバスと寄らないバスがあるので注意です。
想像以上に鮮魚系が充実しているので配送料とか気にしない方は購入して宅急便をオススメします!
ラインナップはほぼ観光協会と変わりませんが、こちらにもFree!コーナーがありました。
さば竜バーガーが食べられますがお店の販売時間や売り切れに注意してくださいね。


有限会社 サンテックさん

みなさんも何度もお世話になっているであろうサンテックさん。駅からはちょっぴり離れてますが電動チャリならサクッと行ける距離です。
目の前のバス停は【浦富海岸口】です。
サンテックさんで販売しているポストカードに岩美オリジナル消印を押してもらって自宅に発送する事ができます。(切手も販売しています)
ポストカードを購入して自分で送ることも出来ますが、サンテックさんにお土産を持っていくとお礼として岩美の風景のポストカードを郵送してくださいます。またお土産と推しキャラを映した写真をSNSにもアップしてくれたりもします。
岩美限定のFree!グッズはもちろんですが岩美オリジナルな雑貨土産を購入するならサンテックさんが1番品揃えがあります。食べ物に関しては、岩美ブルーカレーと港カフェさんのIwami blueサイダーなどがありました。
これ買い逃してた!とかもう一個ほしかったんだよね!!なんて懐かしのFree!グッズとかも置いてあったりするので行ったときの在庫によってはラッキーな出会いがあるかと思います。
キャッシュレス決済対応です。
サンテックさん近くにも聖地があるのでそこを見るときは自転車や徒歩の方がオススメです。


浦富海岸

聖地巡礼に絶対に欠かせない浦富海岸は、岩美駅から徒歩だと30分程でした。ただ私は毎日2万歩ほど歩く仕事をしている+1時間位歩くのも苦じゃない人間なので、あまり普段歩かれない方だとかなり遠い&もう少し時間がかかる可能性があります。
あと私が行った際は外気23度の晴天でしたが結構汗だくになりました。なので真夏に行く方は歩きはかなりハードだと思うのでバスがオススメです。電動チャリだと道さえ覚えていればだいたい10分少々です。
町営バスなら【浦富海岸口】下車です。ちょうどビーチインたけそうさんの目の前がバス停になります。
砂浜はかなり柔らかめ、展望台に登る時の岩場は足元が危険なのでスニーカーなど歩きやすい靴が良いと思います。

田尻地区

浦富海岸から電動自転車ですぐ。
遙達は結構歩いているシーンが多いですが、浦富海岸から田尻区まで歩こうとするのは結構キツイと思います。バスの最終停留所になります。

私が向かった際は地元のお祖母様が声をかけてくださり、漁港沿いにある田尻公園の入り口あたりに自転車を停めても大丈夫だよ!と教えて頂きました。
[※筆者が訪れた5月の段階での情報です。今後展望台の修繕工事等が行われるかと思いますので随時HPで情報を確認してください。]

あまりネタバレにならない程度に、現地での感動を味わってほしいの多くは書きませんが、【田尻公園から回ると遙の気分が味わえて、バス停の近くにある掲示板の脇から入ると真琴の気分が味わえます】

遙と真琴が小さい頃に遊んでいた公園は、旧田尻小学校で現在は岩美町立田後コミュニティセンターと言う名前になっています。
バス停の右の道をずっと真っ直ぐ住宅地の坂を少し登った所にあります。

田尻区自体が全てが聖地すぎるためじっくり堪能してほしいですが、それと同時にものすごくびっくりするくらい住宅地の中になります。
多すぎる人数で訪れたり、騒ぎ過ぎたり、迷惑になる行為は絶対に絶対にしないでほしいなと思います。

綱代地区

今回筆者は自転車レンタルの都合上断念してしまいましたが、田尻区から更に先に向かうと綱代地区に向かうことができます。中には電動自転車で行ったという方もいたので行けるのかとは思いますが、1日のスケジュールに余裕を持っていったほうがいいかと思います。もしバスで向かう際には【日交バス鳥取駅行に乗り網代遊覧船乗り場で下車】がおすすめです。


みんな1度は泊まりたいビーチインたけそうさん

ここからは私が実際宿泊させた頂いたみなさんお馴染みのビーチインたけそうさんについてお話します。

荷物について

荷物はチェックイン時間の前でも預かって頂けます。
場合によってはお昼くらいでもチェックインさせてくださいます。もちろん確認は大切ですので、もし荷物を早めに預けたい場合は電話をしましょう!

アメニティ

部屋にはポット、テレビ、ミニ鏡台、バスタオル、フェイスタオル、浴衣、歯ブラシ、館内用のサンダルがありました。
シャンプー、リンス、洗顔料やメイク落とし、オールインワン化粧水は貸出してお風呂階に有、ドライヤーはヘアアイロンも有。こちらは共有のものになります。
部屋に冷蔵庫は無いため夏の宿泊時は宿の方に聞いてみてください。(筆者は5月宿泊)

お風呂

お風呂は24時間自由に入ってくださいと言われました。共有のお風呂になりますので入るタイミングがなかなか難しいなとは思いました。筆者が宿泊時は私達ともうお一人しか宿泊していなかったのでゆっくりお風呂を堪能してきました。

ご飯

朝は指定しなければ8時、夕食は18時でした。
朝ごはんに関しては、最終日などはバスと電車の時間を考えて早めてもらう事も可能でした。
筆者は、何も考えず8時のご飯からの10時チェックアウトにしたところバスはあるもののちょうどそのまま乗り継げる電車がなくて、結局日交バスを利用して鳥取駅まで向かったので時間をしっかりチェックするのがおすすめです!

ご飯も美味しい!お風呂もあつあつで広くて最高!!で筆者は2泊3日でめちゃくちゃ健康になりました!
お父さんもおかみさんとても優しくて温かい方たちだったので何度も泊まりたくなる気持ちがすごくわかりました。帰る際、バスを見送ってくださって玄関からニコニコと手を振ってくれてるお父さんを見てたらすごく寂しくなりました。帰りたくなくなっちゃいます。


お土産買うならどこにする?!

旅と言ったら家族や友達、職場へのお土産が必須になってくるかと思います。用途によってお土産を買う場所を選ぶのがおすすめです。

贈り先がオタクなのを知っている場合

贈る相手がオタクなのを知ってる場合、つまりこの度が聖地巡礼と伝えても問題ない相手のときはぜひ岩美土産を購入するのがおすすめです。
主に【観光協会、サンテック、きなんせ岩美】こちらなら岩美にちなんだお土産を購入する事ができます。定番の食べ物系ならきなんせ岩美さんが圧倒的品揃えかと思います。
サンテックさんにはハガキなどの雑貨系があります。飲食系に関しては、岩美ブルーカレーと港カフェさんのIwami blueサイダーがあります。
観光協会には同じく岩美ブルーカレーと岩美そばという乾麺が置いてありました。

贈り先がオタクなのを知らない場合

お土産を渡すときって必ずどこへ行ったの?何しに行ったの?って必ず聞かれると思うんです。
岩美のためにも岩美土産を買いたい!でも「岩美町?どこ?何しに行ったの?」の会話をしたくない!って方は、鳥取土産を買うという選択になるかと思います。
その際は【岩美観光協会、きなんせ岩美、鳥取駅、鳥取砂丘、空港】で買うのがいいかと思います。
個人的に種類の多さで言うと、鳥取駅と鳥取砂丘がおすすめです。
あまり荷物を持ちたくないから空港で最後に買えばいいや!と思っている方、鳥取砂丘コナン空港はお土産の種類がすごくすごく少ないです!!!筆者はこのパターンで完全にやらかしました。
鳥取土産で多いのは、梨、松葉ガニ、ゲゲゲの鬼太郎、稲葉の白うさぎ、ラクダや砂などの関連商品でした。個人的に冷蔵移動が可能なら豆腐ちくわがおすすめです。

 最後に

このnoteを書いたきっかけは、もともと私自身Free!オタクとそこまで沢山繋がっていなかったため周囲に岩美に行ったことがある人があまり多くいませんでした。
そのため、HPやSNSで色々と情報収集をして計画をたてていたのですがなかなか最新の情報に出会えなかったりと苦戦しました。実際に現地に着いてからこれを知っていればなぁと思うことも沢山あり、私と同じような境遇?今更誰かに聞きにくいなぁ…なんて方がいたらぜひ情報をお伝えしたい!と思い作成しました。

また先日のイベントにて、鳥取そして岩美町での公式イベントの開催も発表されました。
この発表から一気に「初めて岩美行くぞー!」という方が沢山増えたかと思います。
他の聖地巡礼をされた方も仰っていますが、岩美町は本当に小さな町です。そして今の様なFree!の聖地として地域全体で盛り上げてくださっているのも全て岩美町の方々のおかげです。
絶対に、作品の価値を下げてしまう行為はしないでほしいです。そして、なにより町のみなさんに「Free!を好きな人はとてもいい人が多い」と思ってもらえるように努めてほしいです。

長くなりましたが、このnoteを読んで初めて岩美に行かれる方に少しでもお役に立てたら嬉しいなと思います。



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