CSが消滅して去りゆく人の記事が出てきたこと 2019-09-07 Ys6-10G

昨日の敗戦によりチームのCS進出の可能性が消えたことで色々と寂しい記事も出てきている。この際試合の事は今日は語りづらいなぁ。

一応大本営であるところのサンスポが記事にするということはそういうことなのだろうと察する。ある意味16連敗の時点で少なからず腹づもりはあったかもしれない。元々次に繋げるための監督としてお願いした節がある。その中でも初年度はチームを2位に導いた。ただ、今年はとにかく打線と投手陣が噛み合わなかった印象が強い。小川監督の胴上げが見たかった。見たかった一方でとても生き生きしていたSD職に戻るならそれも一つかなとも思う。チームの中で長いスパンの見方をする人は一人必要だと思うんだ。

次期監督の最有力候補とみられていた宮本ヘッドコーチは、既に辞任する意向を固め、退団が決定的となった。18年から同職に就任したが「監督を1番にサポートするのが僕の役目で、それが十分にできなかった。ヘッドコーチで入閣したときから、チームの成績がダメなときは辞めるつもりだった」と話し、意思は固いとみられる。

86様の退団はあまり同意できない。潔いと言えばそれまでだが、わずか2年、1年の失敗で職を辞するのはコーチとして次につながらないと思う。他のポジションでもなんでも今年コーチとして上手くいかなかった事を糧にする期間が必要じゃないかと思うのだが。86様の場合解説など出来ることは多いのだろうが、だからこそもう1年なにかしらの形で球団に残るべきだと思う。

そして畠山の引退決断。戸田でもろくに走れてなかったところを見ると薄々その時期が来ているのは感じていた。

「寂しさや、悔しさはない。ボロボロになるまでできたことは幸せ。ここまでやらせてくれたヤクルト球団に感謝しています」。ハタケらしく、グラウンドを去る。

それこそやりきった感のある選手になると思う。未練はないという言葉も本当のところだろう。

自分が熱烈なヤクルトファンに復帰したのが12年頃なので畠山伝説を語るのはおこがましいが、この記事を読むだけでもニヤニヤしてしまう。当時の荒井コーチの苦労が忍ばれる。

こちらは優勝した翌日の手記。

 「戸田の問題児」と言われていたけど、1年目はちゃんとやっていたつもりだった。いろいろと、話が大きくなっているんだよ。1年目の春季キャンプで外野の球拾いを命じられて小川2軍監督(現SD)の目の前で背面キャッチしたらぶん殴られた。

「話が大きくなってるんだよ」からの「小川SDの目の前で背面キャッチしてぶん殴られた」は草しか生えない。今だと監督が処分される案件なんだろうが、「畠山ならやられてもしゃーない」と思わせるある意味説得力がある。

奇しくも小川監督と同じタイミングでユニフォームを脱ぐ事になるみたいだ。畠山は「最後の無頼派野球人」だと思う。誰かに見習って欲しい選手ではない。でもオリジナリティでは誰にも負けない選手だった。

畠山と優勝ができて本当によかった。


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