Nikon D5 俺のカスタムボタン ~導入編~
こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです。今日は、僕の愛用カメラ、NikonのD5のカスタムボタン設定についてお話しします。「この話、面白い?」と不安ですが、続けます。笑
しかも、この導入編では、肝心のカスタムボタン設定の内容までたどり着いていません。僕にとってのカスタムボタンの必要性のお話を中心に。
「カメラ」と一言で言いますが、カメラにも色々ありますよね。歴史を遡るとキリがないのでやめておきますが、現在の主流は、「デジタル一眼レフカメラ」、「ミラーレス一眼カメラ」、そして、「スマートフォン」あたりでしょうか。
そんな中、近年急激に勢力を伸ばしつつあるのが、「ミラーレス一眼カメラ」。いわゆる「ミラーレス」という愛称で呼ばれているカメラで、皆さんもお聞きになったことがあるのではないでしょうか?
厳密に言うと、コンパクトデジタルカメラもスマートフォンも「ミラーレス」なのですが、あまり難しいことをいってもアレなんで、ここでは省きますね。
なぜ、「ミラーレス一眼カメラ」が注目を浴び、「デジタル一眼レフ」に取って代わる勢いを見せているのかと言うと、一番の理由はきっと「サイズの小ささ」と「軽さ」。
みなさんも、CMなどで目にしたことがあるのでは?
例えばこんなやつ。
写真の仕上がりは「デジタル一眼レフ」に負けない(むしろそれ以上)なのに、デジタル一眼レフより小さくて軽量。
そりゃ、ミラーレス一眼カメラ、売れますよね〜!
周りのカメラマン仲間もミラーレス一眼に移行を始めた人もいます。
でも、僕はまだまだミラーレス一眼に移行する予定はないんです。(あくまで仕事用としてはね。)
なぜかって?
それが今回お話の肝。「速写性」です。
僕は基本的に「動きもの」というジャンルの撮影を得意としています。
「動きもの」というのは、言葉のまま、「動き回る被写体」です。
例えば、一番わかりやすいのはスポーツ。それに、ライブコンサート。結婚式もそうかもしれないし、子どもたちなんて最強の「動きもの」。
とにかく、僕の被写体は動きまくる。そんな被写体を追いかけつつ、胸にグッときた瞬間に、グッとくるアングルと絵作りで、グッとくる光を捉え、グッとくる露出を捕まえ(明るさ)、シャッターを切る。
そうなんです、写真家はシャッターを切るのは一番最後の仕上げ。シャッターを切るまでにやることがたくさんあるんです。笑
しかも、それを一瞬でしないといけない。けっこう大変。笑
そこで、僕にとって一番大切なのが、思った瞬間に思った通りの準備が一瞬でできる「速写性」というわけです。
そして、そのために僕がカメラに求めるのが、ボタンの数、です。
カメラって、たくさんボタンがついてますよね?
それってもちろん飾りじゃなくて、全てに機能がある。
僕たち写真家は、そのボタンを使いこなして、シャッターを切る前の設定にもっていってるんですね。
デジタル一眼レフカメラは、ミラーレス一眼カメラに比べて、そのボタンの数が圧倒的の多い、というお話です。
あ、もちろん、これは、デジタル一眼レフカメラの中でも、プロ機の話。
一般的にはミラーレス一眼カメラの方が圧倒的に使いやすいですよ。(僕もプライベート用にミラーレス欲しいし。)
でね、今日お話ししたかったのは、「じゃ、あんたがいうそのボタン、どんなふうに使ってんのよ?」てこと。
これは、ミラーレス一眼でもデジタル一眼でも同じですが、カメラって、それぞれのボタンを使いやすいようにカスタムできるんです。それが、いわゆる「カスタムボタン設定」。
僕が愛用しているNikon D5では、この赤丸の部分が自由に設定できる。
その設定をどどーんと大公開しようと思ったのですけど、またもや長くなったので、続きは次回の記事にしますね。
今日はとてもマニアックなお話でしたのに、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
では、また次回!
D6ほしいなぁ・・・。笑
*この記事の後半、「解説編」は、こちら。
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