見出し画像

私の仕事

私の仕事はいわゆるトラック運転手です
最近ではなったら人生終わるなどと言われていますが2024年問題などを考えた時
決して嘘でもないなと思います
人は普通に友達くらいなら話もしてくれるし
大変ですねとも言ってくれますが
内心こんな職業には就きたくないと
思っているのが現実だと思います

細かく言えば私は今車を運ぶキャリアカーに
乗っています
小学生くらいの子の親子連れが
ちゃんと勉強しないとこういう仕事しか
できなくなっちゃうよ
こういうのは給料も安いし時間も
いい加減だからやってていい事ないから
と子供に諭しダメ人間の代表のように
教え込まれます

でもその事は自分でもあながち間違いではないなと思ってしまう事もあります
そんな仕事に38年もやってきました
ホワイトカラーならその間に数倍以上
稼ぐ事ができたのではないかと思います
私自身今になり振り返りやはりダメ人間
だったのかなと思います
普通の幸せな出来事もなくもちろん
子孫もなく私の代でバカ人間は
終わっていきます

今時の女性はやっぱりお金が1番で
年中無休な貧乏に寄ってくる人は
いません

でもたまーに道路の端に寄せて
車の積み下ろしをしていると
親子連れが作業を珍しがって
見てくれる子供が居ます
たぶん3歳以下で男の子
何か話しかけたくて
何か言ってるの気がつくと
手を止めお話しを聞いてあげます
トラックがかっこいいとかすごいとか
言ってくれます
その子は目を輝かせて賞賛をしてくれます
そんな子供もあと1〜2年もすれば
大人にあんな仕事にならないように
勉強しないとね
って教えられてしまうんです

私は小さい純粋な子供だけの
ヒーローなのです
きっと今こんな時代にこんな稼げない
仕事が続けていられるのは
そんな小さい子供のあの輝く目が
モチベなんだと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?