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ThreadsのActivityPub対応表明

Twitterの混乱によりMetaの新SNS「Threads」が注目され、私も一応お試し的にアプリを入れてみましたが、皆さんまだエントリしただけって感じで、Clubhouseのような一過性の盛り上がりで終わるのか、マジョリティになるかはまだまだ不透明。

それよりも、Metaのニュースリリースを読んで面白いなと思ったのが、「ThreadsのActivityPub対応表明」です。

■Metaのニュースルーム
https://about.fb.com/ja/news/2023/07/threads_launch/

「ActivityPub」は、Web技術世界標準(W3C)の規格になっているSNS間通信方式(プロトコル)。

要は、ActivityPub準拠サーバをあちこちで立て、それをActivityPubプロトコルでつなげれば、超広大なSNS空間が生まれる、というわけです。

(こういうスキームをFediverseと言います)

有名どころだと分散型SNS「Mustdon」、ブログ・CMS系の「WordPress」が対応してるので、例えばブログを更新したらThreadsに自動投稿する、なんてことも可能となります。

そんなActivityPubですが、私が面白いなと思った理由は、「電子メールの代替手段として普及しないだろうか」と考えたからです。

電子メールというのは、世界中にあるメールサーバ間をSMTPプロトコルで接続して届ける仕組みになっていて、ある意味ActivityPub同様、Fediverseなのです。

携帯キャリア同士のSMSなら比較的信頼できるように、信頼できるActivityPubサーバだけを許可する形式にしたり、簡単にアカウントブロックできれば、「より安全な承認型電子メール」も出来上がりますし、もちろん添付ファイルも送ることができます。

SPAMやウィルスの悩みも減り、企業間コミュニケーションインフラとしてよりセキュアとなってハッピーになるのでは? という考え方ですね。

携帯キャリアや大手プロバイダ、レンタルサーバ事業者がMustdonのようなActivityPub対応サーバを設置してくれればいいのに、と思う次第。

Threadsの伸びや他のSNSがどのように対応するかも含めて、今後も注目したいと思います。


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