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目標つくって達成して、それでどうなった?


年始ということもあり目標設計に関するノート3本立てでお送りしましたが、これで一区切りです。



今日は冒頭、私の昔話にお付き合いください。


私は自分で言うのもなんですが中学校当時から学業成績がまあまあ優秀な方だったんです。


ですが、ですが、でも「決して勉強が大好き!」というわけではなく。


「これから先の人生、受験勉強なんてもうしたくない!」

不純な動機で大学卒業まで保証されている付属高校ばかりを受験したり(しかしながら結果はあえなく惨敗)。


結果、学校がどうしても「滑り止めに受けておきなさい」と勧めてくれていた高校に進学することになります。


これ、私の人生にとって、自分の目標に対して大きな挫折感を感じた初めての体験でした。



それから2年半。

「あの挫折を挫折のままにしたくない。」

ちょっとだけ動機もまとも?にして、大学受験にトライ。

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今度はお見事!

自分が期待していた以上の学校に合格することができました。

今度は、私の人生にとって自分の目標に対して初めて大きな達成感を得られた体験


高校受験の時の挫折があった反動も手伝って、そこからの、この大学受験で得た達成感というのは、私のその後の人生にとってとても大きな自信につながっていきます。


それから3年後の21歳。


今度は、


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「大学出たら美容師になるっ!」


「は、、、はい???」



それから10年弱。

29歳。


挙げ句の果ては、


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「おれ、自分で美容室やるっ!」


「ま、、まじで???」



おそらく多くの人が、


「この人、大丈夫なの?」


前途に困難を予想するような、


周りを驚かせるような決断ばかりを重ねていきます。


が・・・


不思議とすべて、


「私ならできる。」


(ほぼごう慢な)自信がありました。



そんな私、昨年の暮れのことです。

大学時代の友人たちとお酒の席を囲む機会がありました。



互いにかわす近況報告。


そこで1人の友人が言ってくれた言葉がとても印象的でした。


「いやー、まもちんはさー、宣言したことを全て実現していっているわけだから本当にすごすぎるというか。いや、立派すぎるくらい立派なんだけども。

でも時々それを実現させて、その先どこへ行こうとしているのか分からないというかw、この人この先の人生は大丈夫なのかっていう、ちょっと危なっかしさを感じてしまう時があるんだよね。」(だいたい原文まま)


・・・(苦笑)


ですが、ズバリ!


自分でも自覚しているところを言い当ててくれている友人に、改めて感謝してしまう出来事でした。



すみません、前振りが長くなりました。


本論です↓


目標を設計してチャレンジしていく本当の理由って何なんでしょうか?



これ、


目標を達成する「習慣をつけていく」ため


良くも悪くも、「これだけ」だと思っています。


たとえば、朝の早起き。

3日坊主を超えて1週間。

3週間を超えたら3ヶ月、半年、1年。


積み重ねていくうちにそれが習慣化して、

「【早起きできなかった私】から【早起きな私】」に変わっていく。


やったじゃん!できたじゃん!

じゃあ、次は...!!?


これの積み重ねを通して、自分に自信を与えていく。


それ以上でもそれ以下でもないんだと思います。


達成することで得られる喜びや、周囲からの賞賛というのもとても心地のいいものですがあくまでそれは、ほんとのところ、ただの副産物。


それよりも気をつけたいのは、


・なんとなく設計する

・する気がない(気持ちがのっていない)

・できるわけがない(スケールを見誤っている)


目標の設計の仕方を誤ってしまうこと。


これ、自分からどんどん自信を目減りさせていってしまう、もったいないことだなと思うんです。


最後に


確かに、不達成より達成の方が素晴らしいという評価になるのが目標というものなのかもしれませんが。


先ほどの私の友人の言葉を借りれば

「その先どこへ行こうとしているのか」


目標を達成する「目的」を理解できているほうが、人生の豊かさにおいては何倍も大切です。


目標を達成し続けていても、引いた視点から見たらなんだかバランス悪い人生というのはいくらでもあるものだし(我が身を振り返っても思い当たるところがあるわけです)。


「今年も大して貯金できなかったよ〜〜〜!」なんて大笑いしながらパチンコ屋で楽しそうに毎日を過ごしている人だって、いますよね。


目標に縛られるのではなく、目標にともに伴走してもらいながら充実した1年を過ごすこと。


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目標の、目的を見失わないこと。

大切ですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!


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