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カードからのメッセージ~オラヴ153さんのタロット~


鶴亀杯で初めて知ったオラヴ153さんの存在。
柔らかな包容力と洗練された表現に惹かれて記事に通うようになりました。
オラヴさんとお呼びしております。

そして、迷わずエントリーしたのがこちら。

私のためにカードを引いてくださいました。

そのカードは

ソード8(R)逆位置
ソードは風です。
情報や知識、言語、制限などを表します。
また、単純に言えばそのまま武器ともいえます。

そして、オラヴさんのタロットが、カードとすうぷの対話を通して語ってくれたこと。
カードの絵は何を現わしているのか。何を意味するのか。

わたしは自分に巻きついていたゆるゆるの布から思いきって腕を引き抜いてみた。
するとその布はあっけなくほどけて地面に落ちた。
次に覆っていた目隠しをほどくと、暗闇に慣れきっていた目が以前のように色や形や風景を認識するまで時間はかかったが、しっかりと自分の立ち位置や状況がわかるとわたしは驚いた。
あんなに怖がって怯えていた無数の剣は、わたしを刺しはしない。ただおざなりに地面に突き立てられていただけだ。
沼のようでズブズブと抜け出せなくなることを恐れていたのはただの水溜りだった。
ほら、きみはもう何にも脅かされない。

(カードの画像と引用部分はオラヴさんの記事からそのままお借りしました。)

偶然にも、年初に自分で選んで書いた今年の一文字は「放」でした。
解き放たれて、自ら何かを放る。
身軽になったり、メッセージを投げかけたり、そういうことができる自分になりたいと思っていました。
今回、オラヴさんのタロットが語ってくれたことと、私の感覚が合っていることに安心して、背中を押してもらえた気持ちでいます。

オラヴさん、本当にありがとうございました。

ソード8(R)の風へ

もう私を縛るものは何もない
私を縛っていたのは私自身
そうよ、うすうす感づいていたの
敵はいない
自分しだいで自由は手に入る、と
はっきり解ったのだから
もう言い訳はできないわね
でも
まだ眼も手足も
自分のものでないみたいに
うまく動かせないの
たとえば
握りしめていた手を開いたとき
ピンと指をのばせないでしょう?
思うように力が入らなくて
じめっと汗ばんだ手に
ホコリのように古い何かが
こびりついていて
何なのかしらね、これ
あ、いけない
そんなもの眺めていたら
季節が何回も入れ替わってしまうわね
うまく歩こうなんて思わなくていい
どの道が正しいのか、なんて
考えなくていい
そう、こうやって
自分の足で歩く楽しさと
迷いながら自分で選ぶ幸せを
ただ感じられれば
それでいいのよね

風、ありがとう。







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